CASE FILE
講談社
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『どんな時に、ぎっくり首になってしまうのか?』(お話:東京脳神経センター副所長 脳神経外科医 北條俊太郎さん)

要するに首の筋肉の緊張がある人が、なんかの拍子で筋肉の緊張が悪化する状態です。
ちょっとした動作ですごく痛くなったり。例えば、寝違えた状態もぎっくり首のひとつ。
寝ている間に緊張が強くなるということ。そういうことが時々あると。
僕らは首の筋肉が緊張していろいろな症状が出て、辛い状態になっている患者さんを見ています。
これを頸筋症候群と呼んで治そうとしている。これは、理事長の松井が考えたことで、
首の筋肉が緊張をすると、ただ首が痛いだけではなくて、それ以外のいろんな症状が体に出てくるという症候群ですね。
僕らは患者さんを診ていますが、何カ月も診ているとそうすると徐々に良くなっていたけど、ある日突然また痛くなった、
首を動かした途端、すごく痛くて、1週間か2週間かなり強くて首が動かせない状態になったというのはよくあります。
首の筋肉が緊張すると、本人としては痛い、凝った感じ。押したら痛い。あとは動かしにくい、動かすと痛い。
それ以上動かない。前に曲げにくい。横に回しにくいとかそういう症状が強くなる。
くしゃみをしたとたんに首の筋肉を使いますので、急に痛みが強くなるということはあると思いますね。
くしゃみは、全身の筋肉をかなり使いますよね。いきなり、ものすごく最大限の筋肉を使いますから、
くしゃみした途端に首の筋肉も使えば、胸の筋肉も使えば、腹筋も使っているし足の筋肉まで使います。
なのでものすごく使っている。その時は自分で動かそうというのじゃなくて、
反射的に自分でコントロールできないような筋肉の使い方をしているから、
無理な緊張が出てしまうということじゃないでしょうかね。