2005年に日本上陸! J-WAVEのドライブタイムをエクレクティックなサウンドでカラフルに彩り、週末の深夜は、じっくりと時空を越えるミュージカルジャーニーを展開してきた、J-WAVE「WORLDWIDE」の3周年記念イベントは、1,000人を越えるミュージックラバーが集まり、ポジティヴな一夜となりました。その記念すべき一夜の模様を写真とレポートでお伝えします!





J-WAVE開局20周年と、世界18カ国で放送中のプログラム「WORLDWIDE」のJ-WAVEエクスクルーシヴ「WORLDWIDE15」「WORLDWIDE60」の3周年を記念した音楽イベントが4月3日、恵比寿LIQUIDROOMにて開催された。
「WORLDWIDE」といえばこの人、世界屈指のレコード・コレクターにしてスーパーA&R、ジャイルス・ピーターソン! というわけで彼がプレゼンターを務める形で、東京クラブ・ジャズ界の要人たちや、超新星=ホセ・ジェイムズらが次々と登場。最後まで大きな盛り上がりをみせた。

この日のプログラムは大きく分けて3つ。東京クラブ・ジャズのレジェンドたち=Tokyo Jazz OriginatorsによるDJプレイに、ジャイルス・レコメンドの3グループによるライヴ、そしてジャイルス本人によるスペシャルDJセット。





まずはTokyo Jazz OriginatorsによるDJプレイだが、こちらは持ち時間が一人5〜10分程度のリレー形式で進行。しかもその顔ぶれは、沖野修也に小林径、須永辰緒、松浦俊夫ら錚々たるもの。“こんなに贅沢なことしちゃって大丈夫?”というコッチの心配もよそに、本人たちはいたって楽しそうな様子。自身のプレイ後も壇上に残り、みんなしてターンテーブルを囲むなど、この状況を最も喜んでいたのは実は彼らの方だったのかも。一曲入魂!とまではいかないものの、ジャズ・マナーをおさえつつもラテンありのダブっぽいのもありと、限られた時間の中で見せた選曲の妙など、オリジネーターとしての貫禄は、キッチリとオーディエンスに伝わったのではないだろうか。



このTokyo Jazz OriginatorsによるDJプレイとジャイルス本人によるスペシャルDJセットを間に挟む形で行われた3組のライヴは、どれも甲乙付け難いほどの素晴らしいものであった。イベントのほぼオープニングを担当したJazztronikは、“歌もの”どころか叙情的な旋律さえも許さないほどの男気あふれる演奏に専念。
ピアノ・トリオに始まり、パーカッションや管を加えた後、社長(SOIL&“PIMP”SESSIONS)を迎えての最高のジャズ・ダンス「Heat」へ。その勢いを失うことなくなだれ込んだ名曲「Samurai」は今まで耳にしたことがないような濃厚ジャズ・ファンク仕様……とここで熱狂の40分はあっという間に終了。



そんなJazztronikに勝るとも劣らないアグレッシヴさとジャズメン魂を見せつけてくれたのがJ.A.Mの3人。そのサウンドは鬼気迫ると呼ぶに相応しく、2曲目からは、集まった多くのファンが今か今かと待ち望んでいた男、ホセ・ジェイムズもステーシ上に。J.A.Mとホセのコラボレート・ソング「Jazzy Joint」からローランド・カークの「Spirits Up Above」へと進むに連れホセの歌声も官能的な色合いも増していき、「Moanin’」を歌う頃には会場の盛り上がりはピークに。繰り返されるブレイク、身振り手振りを交えての即興的なセッションはどこまでも続き、気がつけばこの一曲に要した時間は15分以上。それでもまだ観たい聴きたいと思った方は決して少なくはなかったはずだ。



そしてKINGDOM☆AFROCKSである。知名度こそ他の出演者に劣るものの、音の持つ説得力はそれと同等のものだということを、見事に照明してくれたのでは。重厚なホーン、ダンサーも交えたごった煮パーティ・チューンの連続。彼らを抜擢したジャイルス、それに応えたバンドのメンバー、そして観客の間に生まれた目に見えない信頼関係が異例のアンコールへと繋がったのは、イベントの成功を裏付けるエポックメイキングな出来事であったと思えて仕方がない。



最後に、ジャイルス本人によるスペシャルDJセットにも触れないわけにはいかないだろう。選曲そのもので勝負するスタイルはもちろん健在で、今回「ラジオDJ」的なスタンスを採りつつも、思わず体が反応してしまうグルーヴの生み出し方などは、惚れ惚れするほどのものであった。その他イベントの途中何度もマイクを手にし発したメッセージの数々……特に最後を飾った“みんなで音楽をもっと楽しんで、良いシーンを東京に”といった趣旨の言葉はその場に居た全員にとって最高のプレゼントとなったはず。 (ライター 山岸睦郎)



Photo by numa




:: MESSAGE from Gilles Peterson ::

what a night we had last night at the liquid room. wow - so many people came - in fact we had to close the doors by 9pm as we were sold out! the bands were fantastic -
Jazztronik did a 'more jazz' set which I loved - great to see Shacho up there joining him!JAM were amazing - I love their debut album - it hasn't left my cd player at home in London - so to hear them with Jose James doing tracks like 'Jazzy Joint' and "Spirits up Above' was more than I could have wished during Sakura season! It was a real bonus to hear Kingdom Afrocks for the first time.
I think its really important to always search out new projects in my business - its really important that new people keep coming into the scene to keep it buzzing.
K.A played what I would call dubbed out afrobeat with a spaced out Sun Ra twist - very interesting and cool dancers too! I really enjoyed dropping a few tunes too -
I especially thought that that mad techno remix of John Coltrane's 'Bahia' sounded a bit wicked.
Anyway, just want to thank everyone once again for all their support for our event at the liquid room. I love mixing the live bands
with dj culture and I think it all worked really well last thursday.
stay in tune to my show on jwave and don't forget the full 120 minutes can be heard friday nights/saturday mornings too matane x

リキッドルームでの一夜は、とにかく凄かったね!
9時には、ドアもクローズするほどたくさんの人達が来てくれて、チケットはSold Out!
ライブバンドは、本当に素晴らしかった!
Jazztronikは、いつもよりJazzなセットでかなり夢中になった。あと、社長がジョインしたのも良かったよね。
そして、J.A.Mは、正に、 AMAZING! 彼らのデビューアルバムは、最近の僕のお気に入りで、ロンドンの自宅のCDプレイヤーに入りっ放しなんだよ。だからJose JamesとJ.A.Mによる「Jazzy Joint」や「Spirits Up Above」をこの桜のシーズンに聴くけた事は、何にもかえがたく、言う事無しさ!  KINGDOM★AFROCKSのライブは、今回、僕にとってのボーナスさ。 このイベントで彼らのライブを初めて聴けた事は、意味深い事。
僕にとって、常に新しいプロジェクトを探し続ける事は重要で、このように新しいアーティスト達が生まれている事、そして彼らがシーンで注目されている事は、非常に大切な事だと思う。KINGDOM★AFROCKSの演奏は、ダビーなアフロビートとスペイシーなSun Raとのマリアージュとでも言おうか?! かっこ良いいダンサーも登場するし、興味深いライブだった。
僕自身もとってもエンジョイしながら、何曲かプレーしたんだけど、あのJohn Coltraneの「Bahia」テクノリミックスは、かなりヤバかったね。

リキッドルームのイベントをサポートしてくれた皆に感謝します。ライブバンドとDJカルチャーをミックスする事は、とにかく面白い。そして、今回のイベントは、その全てが絶妙に融合したと思う。
これからもJ-WAVEのワールドワイドをよろしく! そして金曜日の深夜から土曜の早朝に放送されるようになった120分バージョンも聴いてね。
またね!


● J-WAVEが送るダブル ポジティヴ ●
" 2つの" WORLDWIDE with GILLES PETERSON <from UK>

♪ Perrier「WORLDWIDE15」毎週 月〜木曜日 午後16:05~16:20
GILLES PETERSONとJ-WAVEのオリジナル・プログラム

♪「WORLDWIDE120」毎週金曜日 深夜 4:00am - 6:00am
世界18ヶ国で放送中の「WORLDWIDE」のJ-WAVEスペシャル・エディション。
2時間の極上ミュージックジャーニー。

 
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