Hacker体験でセキュリティを学ぶ、
サイバーセキュリティ人材育成プラットフォーム
「SeCurious」

ONAIR:2017.4.28

SeCurious
北村拓也(広島大学大学院,Ubermensch(株),テックチャンス(株))

Hacker体験でセキュリティを学ぶ、サイバーセキュリティ人材育成プラットフォーム「SeCurious」

サイバー戦争という言葉を聞いて、どのような光景を思い浮かべますか。 SFの世界や、近未来の話を想像する人もいるかもしれません。
しかし、サイバー戦争は現在世界各国で起こっている戦争です。 日本でも、10秒に1人の被害者が出るほどのサイバー攻撃が観測されています。 しかし、これに対応するセキュリティ人材が圧倒的に不足しています 経済産業省によれば、不足している人材は現在13万人、2020年には19万人に達する見込みです。
出典:経済産業省「IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果(平成28年6月)」 http://www.meti.go.jp/policy/it_policy/jinzai/27FY/ITjinzai_report_summary.pdf

人材不足の原因として、セキュリティの学習困難さが挙げられます 私たちのプロジェクトSeCuriousは、この問題を解決することで、世界のセキュリティ人材不足問題を解決します。
SeCuriousは以下の2つのサービスを持ちます。

① 猫と学ぶサイバーセキュリティ
仮想空間でHacker体験が出来るサイバーセキュリティ学習アプリ ゲーミフィケーションを用いてサイバー攻撃を体験し、具体的な防御手法やインシデント対応を学習できるアプリケーション(一般向け)

私たちが開発している、学習アプリ「猫と学ぶサイバーセキュリティ」は、 セキュリティを学習したいが、何から手をつけたら良いかわからない、セキュリティに興味がある、一般の方向けの学習アプリです。 ユーザは自分が天才ハッカーという設定のストーリーを進めながら、楽しく学習することができ、既存のe-Learningサービスとは違って、私が大学で研究している学習理論に基づいた、インタラクティブな学習環境が備わっている事が特徴です。 このアプリは、セキュリティにおける難しそう、つまらなさそうという印象を、自分でも出来そう、楽しそうに変えます。今年の夏にリリースを予定しています。
② WatchDog
セキュアコーディングの学習が可能
セキュリティ能力の定量化による人材マッチング(開発者向け)

私たちが開発している、セキュアコーディング学習サービスWatchDogは、 セキュアコーディングを学びたいが、実践的な学習環境がなくて学ぶことができない、開発者向けの学習サービスです ユーザーは課題を解く形でセキュアコーディングを学習でき、既存のCTFなどの攻撃学習とは違って、防御側を学ぶためのインタラクティブな学習環境を提供していることが特徴です。課題はユーザも投稿でき、作成した課題に対する評価や解答数でセキュリティ能力の定量化を測り、企業とセキュリティ人材のマッチングサービスを提供します。 来年の2月にリリースを予定しています。