ナノシートや新しいセンサー
技術を用いて、皮膚の健康を
チェックできる製品を研究開発

ONAIR:2017.4.7

片岡孝介(早稲田大学大学院 先進理工学研究科)

ナノシートや新しいセンサー技術を用いて、皮膚の健康をチェックできる製品を研究開発


汗などに含まれる成分をリアルタイムに検出・分析できるバイオセンサーは、生体を害することなく非侵襲的に生体の成分を計測できるため健康管理・予防医療の分野で非常に大きな意味を持つ。 私たちは、ナノシートと呼ばれる皮膚に密着するシートの中に、様々な分子を捕えるセンサーを封入したシール型センサーを開発している。このセンサーはヒトを含む動物の皮膚に密着することができ、常時、皮膚から出る汗や口の中の唾液に含まれる生体物質を捕える。このセンサーの中には無線通信デバイスも含まれており無線接続されたスマートフォンに定期的にデータが送られ、生体物質の量や種類の異常を知らせる。構想しているこのセンサーの応用例として、ヒトやペットの皮膚病の未病診断、ストレスホルモンを指標としたうつ病予防、スポーツ選手の健康管理などが挙げられ、幅広い展開が期待できる。