東京の裏側を支える仕事と人にフォーカス

NN Seimei WORK INSIDE

Feb. 24 2017

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落語家さんへ入門!落語特有の表現や仕草を学ぶ!

ナビゲーター稲葉友が、東京の今を支えている、オモテだけでなくウラの一面、意外な一面、ディープな一面を直撃!

今回は、落語家さん、この道40年になる大ベテラン、三遊亭笑遊師匠のもとへ弟子入りしてきました。
新宿にある末廣亭で高座に上がる日にお邪魔して、楽屋入りから出番までを、ほぼ密着をしてきました。

◆笑遊師匠が思う落語の世界とは

落語は奥が深くて、自分の生き方をいかにして出すか!
落語に振り回されないで、落語を振り回せるかが大切。
落語評論家は「落語とはこうじゃなきゃ」とイロイロ言うけど、最後は自分で見つけ出せば怖いものはない。
やればやるほど蓄積して、それが芸になるのが落語の魅力。
落語はお客さんに語り掛けるものなので、お客さんと一緒に、ひとつだけの人生を楽しみたいと笑遊師匠はおっしゃていました。
笑遊師匠曰く、持ちネタ(噺)は60~100はあるそうですがだんだんと絞られて、今では60くらいの噺を季節や時世に応じて、高座にかけるそうです。

◆笑遊師匠に可愛がられている弟子・あんぱんさん
落語の世界に入ったキッカケは、落語が好きで好きでやってみたい!という気持ちがあったからだそう。
弟子・あんぱんさんの一日の流れは365日ある寄席の舞台袖の椅子や火鉢の周り、座布団の準備から始まります。
前座同士のチームワークでセッティングします。
師匠が来たら、着物の着付けのお手伝いをしたり、太鼓、お茶出しも前座の仕事です。
そんな、あんぱんさんは辛いことより楽しいことの方が多いとおっしゃっていました。
高座に近いところで仕事しながら聴いて、それが一番醍醐味なんだそうです。

取材では、稲葉が落語の仕草を教わってきました!
動画をぜひチェックしてみて下さいね!

落語芸術協会

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