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CHOYA NATURAL BEAUTY

Sep. 29 2017

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秋の味覚がおいしく見えるコツ

おいしいものがたくさん出てくる秋の季節。そこで、よりゴハンがおいしく見えるコツをテレビや雑誌で活躍する、フードコーディネーターの渡邊未央さんに伺いました。

まずは、渡邊さんに食べ物を美味しく見せることの大切さについてお話を聞きました。

「秋の味覚、おいしいものがたくさんありますよね。新米、サンマ、きのこ、栗など、私も大好きなんですが、秋の味覚って茶色だったり渋い色味のものが多いので、ランチョンマットで色味を出してあげたり、カワイイ箸置きを置くことでテーブル全体が明るいイメージになると思います。テーブルコーディネートすることで、今からおいしいゴハンを頂きましょう!という気持ちも上がるとおもいますし、食べてもらう方にもおもてなしの心も伝わると思います。そのまま、ポンッと出すのも悪くないと思うんですが、オカズを小皿に分けて盛ったり、ランチョンマットを敷いておもてなし感を日常から出すことで、ゴハンを今から頂きますよということになると思うので、少しそういう工夫をすることがオススメです。」

ここからは、秋を代表する3つの食材をいつもよりおいしく見せるコツについて渡邉さんに伺います。まず1つめは、サンマです。

「まず、秋と言えばサンマですよね。塩焼きが定番だと思うんですが、私が提案したいのはサンマのロールです。まず、サンマを3枚におろすとフィレ状になるので、梅とかシソを敷いて巻く。そこにつまようじをさしてフライパンで焼くだけでカワイイ、サンマのロールができます。それを広めのお皿に盛り付けてバルサミコ酢を煮詰めたクリームを敷くことで今までの塩焼きとは違うおもてなしのにもぴったりのサンマのロールプレートが完成します。梅の酸味がサンマの脂とうまく調和してまた新しい味になるので、ぜひお試しください!」

次は秋の味覚、キノコ!

「続いてはキノコなんですが、キノコを水洗いしていませんか?キノコのおいしい風味がとんでしまうので、汚れがあったら軽くペーパーで拭きとるくらいで大丈夫なんです。フライパンでキノコを焼く場合、ザッザッと炒めてたくなってしまいがちですが、そこはジッと我慢して動かさないというのがポイントです。そうするとキノコの中の水分がキューッと集まってとても瑞々しく焼きあがります。オススメは、シイタケももちろん大きな大黒シメジは、焼き付けてちょっと醤油とバターで味付けをすると絶品です。焼いたキノコは色がどうして茶色一色になるので、緑の葉っぱをひいたり、スダチをそれるとお皿の中がパッと明るくなって見栄えがすると思います。」

最後は、秋が旬のくだものにひと手間!

「秋のデザートはぶどうがおいしいですね。そのまま食べてもおいしいんですが、皮をむくのが面倒だと思う方もいると思いますが、その時にオススメなのがなんと湯むきです。湯むきってトマトの湯むきをする方もいると思うんですが、ぶどうも湯むきが出来ます。皮に十字の切れ目を入れて、沸騰したお湯に、サッと10秒くらい茹でて冷水にとってください。そうすると、ツルッと皮がむけてめちゃくちゃ気持ちいんですけど、感動的なキレイなぶどうが出てきます。それをパフェに使ったりします。皮をむいてあることで、ひと手間かけた感じがしますよね。」