今夜の「SPONAVI」が注目したのは、プロ野球です。
開幕から2か月が経ち、
今週火曜、30日からはセパ交流戦もスタート!
交流戦の成績は、毎年、ペナントレースの行方にも大きな影響を与えています。
とりわけ、リーグ対抗戦勝ち越しが、
2009年の1度しかないセリーグの各チームにとっては、
交流戦をどう乗り切るかが、大きなポイント。
昨年までの通算成績では、パリーグが925勝。セリーグの821勝。
このパ強セ弱は、今年も続くのか?今シーズンのプロ野球ここまでと
交流戦の展望について、プロ野球を取材し続けているスポーツライター
石田雄太さんに伺いました!
Q. 最初に、今シーズンのプロ野球、ここまで振り返っての印象、
石田さんが一番驚かされたことは何ですか?
・パリーグ首位、楽天の活躍ですね。いつ落ちて来るかと思ってたら、落ちない。
開幕前の予想も含め、自分の不明を恥じてます。
・銀次のセカンド、ペゲーロの2番、ピッチャー8番、
梨田さんはメジャーの取材歴も長いし、向こうの野球もよく見ているのは
知っていましたが、メジャーのようなチーム作りで成功している。
Q. 名前の出たペゲーロ選手、2番なのに現在ホームランが12本で、
打点が37そして犠打0、これまでの2番バッター像と全く違うタイプですが、
打てる2番は、メジャーリーグではトレンドなんですか?
・これまで、チャンスは1番が出塁して、2番が送る。
1アウト2塁を作って、3,4番が返すというものだったが、
最近はノーアウト1塁で長打が出れば1点入るという考え方になって来た。
・ラミレス監督が梶谷を2番にしたり、栗山監督が大谷を2番に入れたのも、
そういう考え方。
・楽天打線は茂木あってのこと。
誰もが無理だと思っていたショートをやらせて機能した。これは梨田さんの慧眼。
3球団で優勝となると、水原、星野さんに続く、史上3人目。
名監督誕生が今シーズンあるかも!?
Q. 好調楽天打線は、WBC日本代表のエース、巨人・菅野投手も打ち崩しました。
今年の交流戦もセリーグは、パリーグに歯が立たないのでしょうか?
・まず、誤解されている方が多いので、最初に行っておきたいんですが、
交流戦、確かにセリーグはパリーグに大きく負け越していますが、
セ・リーグ全チームが弱いわけではないんです。
・過去の交流戦の成績を見ると、際立っているのがソフトバンクが強すぎて、
ベイスターズが弱すぎる。この2チームの星の差が、セパの差の大きな理由。
巨人なんかは、勝ち越した年が結構ある。
今夜は、プロ野球ペナントレースと交流戦について、
スポーツライター、石田雄太さんに伺いました。
ありがとうございました!