TOPPAN FUTURISM

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2018.01.28

ゲストは、脳神経科学者の青砥瑞人先生。

『半年後、上司と部下の良い関係を築くには?』

脳神経科学者の青砥瑞人先生をゲストにお迎えして、
会社での上下関係・人間関係について、お話伺いました。

DAncing Einstein

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SONG LIST

  • Half Asleep
    School of Seven Bells
  • Sugar Daddy (Classical Remix)
    Di Johnston
  • Teardrop
    José González
  • Birds
    Aztec Camera
脳神経科学者の青砥瑞人さんとの話を通じて見つけた、未来を創る鍵。
それは、
<上下関係より役割分担>

脳神経科学はまだ新しい先端の学術。
UCLAで脳神経科学を専攻し、この分野のアプローチを企業と協働で推進している青砥さん。

脳の作用に基づいたコミュニケーションのあり方を探究し、脳神経科学による上司と部下の人間関係の課題解決が注力テーマの一つ。
上下関係という枠組みで組織が成り立っているのが一般的ですが、この枠組みや上司の抑圧が部下の疑問や違和感を露呈させにくくします。

「脳神経科学の観点で注目すべき部下の感情は、葛藤や違和感です。人間にとって重要な脳の機能であり、言語的にはよくわからないけれど人間の脳が“何かおかしいぞ”というシグナルを出している状態なのです。そのシグナルに鋭敏に気づけることは大切な能力」だと青砥さんは説きます。
上司は部下の違和感を抱きしめるくらいの器が求められる、というところでしょうか。

また、上司と部下の関係でつきものなのが指導の延長線上で叱ること。
「 “誰にどのような文脈で叱られるか”によってストレスを生むか生まないかが決まります。上司と部下の信頼関係を築けているか否かが分かれ道です」。
青砥さんは「叱ること自体より叱る文脈がポイント」と考えます。
確かに、信頼関係がある上司から叱られることは指導になり、仕事のレベルアップにつながるものです。

上司と部下の人間関係は、組織における永遠の課題。
組織を運営していく上ではどうしても指示関係が生じます。
ただ、指示関係は上下関係ではなく役割分担であれば良いわけです。
上下関係ではなく役割分担と捉えれば、課題を生む枠組みも壊せるはず。
脳神経科学も取り入れながら、上下関係の弊害を生まない組織づくり。
未来志向の組織は、そんなところから導けるかもしれません。

小川 和也
TOPPAN