FUTURISM

ON AIR DATE
2017.12.31

2017年を振り返って...今するべき事は?

今年4月からスタートし、
科学、アート、文化、ファッション、スポーツなど
様々なジャンルのゲストをお迎えした当番組。

2017年最後のOAでは、研究者:落合陽一さん、
レーシングドライバー:小林可夢偉さん、
演出家:宮本亜門さんたちとの放送を振り返りつつ、
今週は、2017年現在の『今すべき事』を総括しました。


FUTURISM813 (@futurism813) インスタグラムは こちら


【当番組ナビゲーター:相楽樹出演情報】
舞台「黒蜥蜴」
2018年1月9日より日生劇場にて上演
『黒蜥蜴』特設ページ 梅田芸術劇場

SONG LIST

  • Crystalised (Rory Phillips Remix)
    The xx
  • Oh Pity
    Cashier No. 9
  • Whatever You Want
    Vienna Teng
  • 経験の唄
    佐野元春
2017年の『TOPPAN FUTURISM』を通じて見つけた、未来を創る鍵。
それは、
<見えないものを見る力>

科学、アート、文化、ファッション、スポーツ。
各分野で活躍している未来志向につながるゲスト、そしてリスナーのあなたと一緒に「未来を創る鍵」を探し続けた2017年。

人工知能、ロボット、仮想現実、仮想通貨、自動運転、IoT。
ちょっと前であれば時に眉唾ものだった新たなテクノロジー。
収穫加速の法則の如く、あっという間に“その姿”が形として見え始めた1年でした。

「人工知能に人間の仕事を奪われるのが怖い」。
今年、何度も耳にしたいまを物語る人々の心象。

まだ形になっていないものはよく見えない。
よく見えないものは怖い。

そうなんです。
よく見えないものを怖く感じてしまうのは人間ゆえ。
そして、その恐怖心は探究心へとつながる源泉でもあります。

テクノロジーの進化を背景にいま足元で起きている変化は、未来に渡ってあらゆる既成概念を覆すはずです。
そんな時こそ恐怖心を探究心へと変え、いまはまだ形になっていないものを想像してみる。
形になっていないもの、まだ見えないものを見ようとすることこそが、未来を創る起点になると僕は信じています。

見えないものを見る力。
これが未来を創る欠かせない鍵であることを再確認する1年でした。

ひとりひとりのリスナーへの感謝を込めて、2017年を締めくくる鍵とします。

良いお年をお迎えください!

小川 和也