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VOLVO
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家族やライフスタイルを大切にする“SWEDISH THINKING”のスピリットと
個性的なゲストの共通点を探る30分間
コーヒー&スウィーツをいただきながら愉しむFikaでおもてなし

GUEST

ゲスト

2015.5.2

シェフ
松嶋啓介さん

本日のゲスト、松嶋啓介さんに 「FAMILY」「ENJOYMENT」「WORK」にまつわるお話を伺いました。
(M:松嶋啓介さん/W:渡辺祐/Y:山田玲奈)

FAMILY

上京するときに福岡を出た段階でもう海を渡っていますから(笑)

W:東京のお店で修行されて、20歳でフランスに渡ることについてご家族の反応はいかがでしたか?
M:専門学校に入るために上京するときに福岡を出た段階でもう海を渡っていますから(笑)、福岡からすれば東京行ってるのも海外なんです(笑)。
Y:あはは!
W:すでに家は離れて海は渡っていたんですね。
Y:早く海外に行ったほうが良いと思ってたんですか?
M:そうですね。日本人が作るフランス料理をたくさん見て、フランス人が作るフランス料理を本などで見てると、なんかちょっと違うんですよね。どうせフランス料理をするならフランス人も認めてくれる料理を作りたいので、それだったら日本でフランス料理を勉強しないで、向こうでベースを付けたほうが良いから日本でやらないって決めてたんです。
W:それで25歳でニースにお店をオープンして、その3年後に外国人最年少でミシュランの1つ星を獲得。以降10年連続で獲得!
M:そう、ずっと変わってなくて1個だから・・・もう1個ぐらい取らないとと思ってるんですけどね〜。
W:いやいや〜。
M:なんか乗り気にならないんです。
Y:原宿にも出店して、日本にも拠点を持ったのは、日本に逆輸入というか・・
M:僕がなんでニースにお店を出したかという理由はいくつかありますが、日本の出る杭を打つ社会をなんとか崩したいというのがあったんです。
W:新しく目立つと打たれると。
M:そうですね。フランスで修行しているなかで僕がやっていることを日本でやっても叩かれる。もともと調子に乗るクセがありますから、調子に乗ってると言われるだろうと。日本に帰っても今あるこの業界を少しつぶすために、業界の人たちがやってきた以上の結果を出すしかないと思ったんです。結果出すためには、同じことをしても同じ評価しか受けないですから、彼らがやってきたことの一歩先のことをするしかない。彼らがやってきたくれたことの一歩先をやろうと思ったら、フランスで星を取ることが単純な答えだったんですね。

ENJOYMENT

『バカたれ。』に登場する人たちは「○○馬鹿」です。

W:今、サッカー選手との交流のお話もありましたし、交流が松嶋さんにとっての「ENJOYMENT」だと思いますが、それをまとめた本が『バカたれ。』各界の著名人と対談をされた対談集ですが、、、ここの登場するのがトップオブトップばかり!
M:この本だけを見たら誰ひとり僕がシェフだと解らないですよね。
W:この人選自体は松嶋さんからの発案で。
M:そうです。だいたい皆さんと何かしらの関わりがあるんです。お店に来ていただいていたり、お仕事で一緒になったりしてご縁があって。
W:世界を変えるのは馬鹿の力であるということで『バカたれ。』というタイトルが付いていますが、、「馬鹿・力」に関して皆さんが意見を言っていますけど、トータル的には「夢中になったらそれに突き進む馬鹿の力を持とう」ということで良いでしょうか?
M:『バカたれ。』に登場する人たちは「○○馬鹿」です。
W:それに突き進むぞって意味で。

GUEST INFO

『バカたれ。』
松嶋 啓介 (著)

国内外で挑戦し続ける著名人の方々と1つ星フレンチシェフ松嶋氏と、それぞれの夢を語らう、馬鹿対談集!
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WORK

僕がやりたいと思っているのは「世界制覇」(笑)。

W:ここまでもお仕事のお話を伺ってきましたが、ここでは未来に何を考えていらっしゃるのかをお伺いしようと思います。
M:ずっと僕がやりたいと思っているのは「世界制覇」(笑)。
W:「世界制覇」ですね〜!
Y:ふふふ。
M:具体的に言うと世界中の色んな所でお店を持ってたいなってことなんです。お店を出した先々で出会いがあるんです。この対談集もそうですけど、お店を通して知り合った方たちと、食を通して会話をさせていただいたおかげで「こんなに面白い人がいるんだ」と。自分だけでこんな良い話を聞いてるのはもったいないと思ったから対談集にしないとダメだと思って本を作ったんです。このあとアメリカにお店を出して、イギリスに、トルコに、バルセロナにってお店を出したい所はいっぱいあるので、そういうことをやってると、たぶんその場所場所で自分自身も受け入れてもらうために言葉を勉強するでしょうし、その中で出会った人との会話は自分を成長させてくれるし、そういった所で得られる情報、ネットワークが日本を次のステップに連れていくための手助けに、お店がなるかなと思っているんです。
W:当たり前なんですけど、料理を作ることが一流であると同時に、料理そのものの外側にあるものまで考えてお仕事されていることが、今日のお話でよくわかりました。
M:そのほうが楽しいですよ!

GUEST

1977年福岡県生まれ。20歳で渡仏。25歳の誕生日に、ニースに自分の店「Restaurant Kei's Passion」(現「KEISUKE MATSUSHIMA」)をオープン。開店から3年目、『ミシュラン06年版』で外国人シェフ最年少で一つ星を獲得。以降、10年連続で星を獲得している。09年に「Restaurant‐1」(現「KEISUKE MATSUSHIMA」)を渋谷区神宮前にオープン。10年11月には『2011ミシュランガイド東京 横浜 鎌倉』にて一つ星を獲得。同年7月には、フランス政府より日本人シェフとして初めて、さらに最年少で「フランス芸術文化勲章」を授与される。

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