RINREI CLASSY LIVING

RINREI CLASSY LIVING

2017.12.09

今夜のゲストは、ヴァイオリニストの樫本大進さん♪

世界をまたにかけるヴァイオリニストで、ベルリン・フィル第1コンサートマスターを務める樫本大進さんをリビングにお迎えして、ご自身が奏でる音楽への想い、音や響きをまとめるテクニック、スーパーヴァイオリニストのリラックスタイムも伺いました♪

年齢的には同級生というお二人。樫本さんが提唱、自ら音楽監督として、2008年にスタートした「ル・ポン国際音楽祭 赤穂・姫路」への村治さんの参加も、また今度の楽しみですね。

CLASSY ESSAY HARUKA KOUSAKA

番組後半にお送りしている、音楽ライターでクラシック・ソムリエの高坂はる香さんによるクラシックの豆知識や、季節ごとの注目のトピックスなどを紹介する 「CLASSY ESSAY」。

冬は空気が澄んでいて、星が一段ときれいに見えます。冬の空に輝くさまざまな星座の中でも、一際よく目立つのが、オリオン座。ギリシャ神話に登場する狩人、オリオンの姿とされるオリオン座は、右肩に当たる部分に輝く明るい一等星ペテルギウス、左足の部分のリゲルと、ベルトの部分に並ぶ3つ星が目印で、夜空にすぐ見つけることができます。

オリオンは、海の神ポセイドンの血を引く美青年で、優れた腕を持つ狩人でした。彼が星座になった過程を伝える物語はいくつかありますが、ひとつは、オリオンがこの世に自分が倒せないものはないとうぬぼれたことで、さそりに刺されて死んでしまったというもの。そのため、冬の空で堂々と輝くオリオンは、さそり座が東の空に昇ってくる頃になると、そそくさと西の空から逃げていくということです。もうひとつは、オリオンと、月と狩りの女神アルテミスとの恋物語。二人の関係を良く思わなかった、アルテミスの兄アポロンは、妹を、オリオンと遊んでばかりで狩りの腕が落ちたのではないかと挑発し、海のかなたに見える小さな標的を弓で射させます。しかしこれは兄による罠で、なんとその後、海辺に打ち上げられたのは、恋人のオリオンだったのでした。愛する人を自ら殺してしまった悲しみにくれるアルテミスを不憫に思い、神々の王ゼウスが、オリオンを天にあげて星座としたというものです。

さて、今夜はそんなオリオン座にまつわる作品をご紹介しましょう。ブラジルの作曲家、エイトル・ヴィラ=ロボスが作曲した「オリオンの3つの星」。この3つ星について、ブラジルでは、3人の仲の良い女の子にまつわるお話があり、ヴィラ・ロボスはこの話をもとに曲を書いたといわれています。
(今回は、ブラジルの名ピアニスト、ネルソン・フレイレの演奏でお聴き頂きました。)