RINREI CLASSY LIVING

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2018.04.28

今夜のゲストは、音楽プロデューサーの小林武史さん♪

先日、ご自身のワークスアルバムをリリースされ、ミュージック・シーンの第一線で活躍を続ける音楽プロデューサーの小林武史さんをお迎えして、そのクリエイティビティの源、リラックスタイム、新たな歩みに迫りました♪

初めましてということで、ピアノとの出会いからスタジオミュージシャンとしてのお話、プロデュースについても伺いつつ、これから先の「音楽」についても語っていただきました。

CLASSY ESSAY HARUKA KOUSAKA

番組後半にお送りしている、音楽ライターでクラシック・ソムリエの高坂はる香さんによるクラシックの豆知識や、季節ごとの注目のトピックスなどを紹介する 「CLASSY ESSAY」。今回は「象の日」。

4月28日は、象の日。1729年、享保14年、江戸幕府8代将軍徳川吉宗が注文した、オス、メス、二頭の象がベトナムから日本にやってきました。到着した長崎でメスのほうは死んでしまいましたが、オスの象は長崎から徒歩で江戸を目指し、道中の京都で、中御門天皇に披露されたのが、4月28日だったそうです。

このとき、天皇に拝謁するにもかかわらず、象が「無位無官」でちゃんとした身分でないということが問題となったそうで、なんと急遽、この象には「広南従四位白象」という位階と名前が与えられたそうです。その後、象は無事江戸に到着して吉宗に会い、現在の浜離宮である浜御殿で12年間飼育されたのち、御用済みとなってお百姓さんの手に渡った翌年には、病気で亡くなってしまいました。鎖国の世であった当時、長崎にはいろいろな珍しい動物が舶来していたそうで、この地の代官はそのたびに絵を作成して江戸幕府にお伺いをたて、リクエストがあればその動物を江戸に送り届けていたそうです。

さて、そんな象の日にちなんでご紹介するのは、フランスの作曲家、サン=サーンスの動物の謝肉祭。有名な「白鳥」はじめ、亀やカンガルー、下手なピアニストなどが登場する、サン=サーンスのユーモアセンスがいかされた代表作のひとつです。しかし、もともとこの作品にはほかの作曲家の曲を風刺的に用いた部分も多いことから、作曲家自身は生前、オリジナル曲の白鳥以外は、出版も演奏も禁止していました。「象」が描写されているのは、全14曲のうちの第5曲。象らしいのっそりとした動きが、最も大きな弦楽器、コントラバスによって表現されています。