RINREI CLASSY LIVING

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2018.01.27

今夜のゲストは、阿川佐和子さん♪

エッセイスト、キャスター、インタビュアーなど多彩な活躍を続ける阿川佐和子さんをリビングにお迎えします。昨年はテレビドラマ「陸王」で女優としても注目された阿川さん、「聞く力」も定評のある阿川さんに、お話伺いました。

去年、阿川さんのテレビ番組に村治さんがゲスト出演し、今年になって、今度は阿川さんがこの村治さんの番組への出演が実現する運びとなりました。幅広く活躍される阿川さんについてはもちろんのこと、SNSに対する阿川さんの姿勢などウィットに富んだお話がたくさん伺えました。まだまだ時間が足らないくらいでした(笑)

1/29に発売となる阿川さんと脚本家の大石静さんとの対談本『オンナの奥義』もぜひチェックしてみてください。
    

CLASSY ESSAY HARUKA KOUSAKA

番組後半にお送りしている、音楽ライターでクラシック・ソムリエの高坂はる香さんによるクラシックの豆知識や、季節ごとの注目のトピックスなどを紹介する 「CLASSY ESSAY」。

2016年に惜しまれつつ世を去ったピアニストの中村紘子さんは国民的ピアニストとして華やかな演奏活動を行うだけでなく、コンクールの審査員として、音楽界を代表する文化人として、日本のピアノ界を牽引する存在でした。1990年代を中心に、カレーのCMに登場したこともあって、クラシック音楽になじみがない方からも広く親しまれていました。

中村さんには、私も国際ピアノコンクールを取材するなかで、何度もインタビューをさせていただきました。その圧倒的なオーラ、ズバズバと世の中を斬る分析力とユーモアたっぷりのお話に、いつも引き込まれたものです。

実は昨日1月26日、私が書いた中村さんの評伝「キンノヒマワリ ピアニスト 中村紘子の記憶」が発売となりました。第二次世界大戦終結の前年に生まれた中村さんが、戦後の復興期や、空前のピアノブームがおきた高度経済成長期に、時代に背中を押されながらどのようにスターの座に踊り出たのか。人気者ゆえに批判的な意見を受けたときは、どう乗り越えたのか。彼女が若き日に書いた文章や、周囲の方たちのお話からその答えを探っていく作業は、まるでミステリーを解いていくようなおもしろさがありました。

子供の頃、音楽教室で年上の男の子を引き連れてチャンバラごっこの隊長をしていたエピソードに始まり、ピアノ界で後進を育てた後年まで、豪快でお茶目な親分のようなエピソードも多く、時代を牽引する女性ならではの強さを感じます。

中村さんがピアノ界に求めた変革、目的を実現するためにとった大胆な行動の数々を知ることは、若い音楽家だけでなく、今を生きる私たちみんなにとって、次のステップに進むためのヒントを与えてくれるのではないでしょうか。

今回はそんな中村紘子さんの演奏から、彼女の華やかな音楽性と強さを象徴するような、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番「皇帝」をお聞き頂きました。