RINREI CLASSY LIVING

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2017.12.30

今夜のゲストは、品田英雄さん♪

「日経エンタテインメント」初代編集長、エンタメの達人の品田英雄さんをお迎えして、今年のエンタメ振り返りたいと思います。さまざまなトレンドから見えてくる2017年の世相、2018年の“キーワード”を探したいと思います。

お久しぶりとなったお二人で2017年のヒットを振り返りつつ2018年のヒット予想もおこなっていきましたが、村治さんもやっているinstagramのお話など村治さんにとってもキーワードとなりそうなお話がありました。あくまで写真派だという村治さんですが、今後は「ストーリー」のアップも見受けられるかも?

CLASSY ESSAY HARUKA KOUSAKA

番組後半にお送りしている、音楽ライターでクラシック・ソムリエの高坂はる香さんによるクラシックの豆知識や、季節ごとの注目のトピックスなどを紹介する 「CLASSY ESSAY」。

今年も残すところわずか。今回は、年の瀬の気分を盛り上げてくれる、シュトラウス2世のオペレッタ「こうもり」をご紹介します。

このオペレッタは、ヨーロッパ、とくにウィーン国立歌劇場では、大晦日に上演されるのが恒例の演目。物語の舞台は、オーストリアの温泉地、イシュル。役人を殴って数日間刑務所に入ることになったアイゼンシュタインは、収監される前の気晴らしをしようと、友人のファルケ博士に誘われ、妻に内緒で、お金持ちの公爵の家の舞踏会に出かけます。彼の妻ロザリンデは、そんな夫の不在を嘆きますが、その間に、彼女に想いを寄せる昔の恋人のテノール歌手、アルフレードがやってきて、良い雰囲気に。するとそこに刑務所長が登場、テノール歌手を夫だと勘違いして、連行していってしまいます。

一方舞踏会では、ロシアの女優のふりをした夫婦の小間使いアデーレ、フランスの貴族のふりをした刑務所長など、みんなが誰かのふりをしてパーティーを満喫中。アイゼンシュタインは、そこにハンガリーの婦人のふりをしてやってきた仮面姿の妻を、妻と気づかずに懸命に口説きます。すると朝がやってきて宴もお開き。アイゼンシュタインがあわてて刑務所に出頭すると、自分はもうつかまっているといわれるし、妻の浮気は判明するわ、自分の浮気も責められるわの大騒ぎ。そこで、すべてはファルケ博士が仕組んだ「こうもりの復讐」だと種明かしがあって、「シャンパンの歌」で大団円を迎えるという物語です。

一年のおわりに、だましだまされ、嘘ばっかりのドタバタ劇を見るというのも、良く考えるとちょっと変な気もしますが、この、いろいろあったけどまあいいじゃないという終わり方が今年一年を振り返る日には合っているのかもしれません。今回は、このオペレッタから、美しいメロディが次々登場する、華やかな「序曲」をお聴き頂きました。