RINREI CLASSY LIVING

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2017.11.04

今夜のゲストは清塚信也さん♪

ピアニスト、作曲家、そして俳優としても活躍する清塚信也さんをリビングにお迎えして、「クラシックはもっとポピュラーであるべき!」という清塚さんの音楽への想いや、多彩な活動を支えるリラックスタイム、伺いました♪

清塚さんのNewアルバム「For Tomorrow」はもちろん、
これに伴うコンサートツアー「清塚信也コンサートツアー2018 For Tomorrow」が
来年1月27日「大阪いずみホール」から、全8公演。
ファイナルとなる東京は、4月27日「東京オペラシティ」で行われますので、
詳細はぜひ、清塚さんのオフィシャル・サイトをご覧ください。
   

CLASSY ESSAY HARUKA KOUSAKA

番組後半にお送りしている、音楽ライターでクラシック・ソムリエの高坂はる香さんによるクラシックの豆知識や、季節ごとの注目のトピックスなどを紹介する 「CLASSY ESSAY」。

今年はモンテヴェルディの生誕450周年。普段コンサートで演奏される機会が多いとは言えない作曲家ですが、ルネサンス音楽からバロック音楽への転換をリードした、イタリアの大作曲家です。今年は記念の年ということで名作があちこちで取り上げられ、モンテヴェルディ好きにはたまらない一年となりました。

今月23日には、彼の代表作のひとつ、「ポッペアの戴冠」が、東京オペラシティで上演されます。演奏は、バロック作品を大得意とする指揮者でチェンバロ奏者の、鈴木優人さんと、バッハ・コレギウム・ジャパン。歌手勢も、ポッペア役の森麻季さんをはじめ、大変豪華です。

さて、そのオペラの内容ですが、これが、かつての昼ドラも真っ青のドロドロな物語。オペラは、運命の神と美徳の神が、どちらが優れているかを論争しているところに、愛の神が現れ、自分は世界を変えることができると告げるプロローグから始まります。
そして本編。ローマ皇帝ネローネは、将軍オットーネの妻でありながら皇后の座を狙う、絶世の美女ポッペアの虜になってしまいます。皇帝は、不倫をやめるよう忠告してきた側近の哲学者に自害するよう命じ、また、自分の妻がポッペアの殺害を企てたことが判明すると、離婚の理由ができたと喜んで妻を流刑に。そのうえ殺害計画に加担したポッペアの夫も追放。そしてめでたく、ポッペアを新しい皇后に迎えるというお話です。しかもこれが、史実に基づくストーリーだというから驚きます。

これが、単に悪女が勝利する物語として片づけられないのは、ポッペアが常に「愛の神」アモーレに守られて、皇后の座に上り詰めるというところ。何とも言えない後味を残すお話ですが、音楽はすばらしいです。

今回はこのオペラのフィナーレで、ネローネとポッペアが歌い上げる、喜びの二重唱〈ずっとあなたを見つめ〉をご紹介。