RINREI CLASSY LIVING

RINREI CLASSY LIVING

2017.09.09

今夜のゲストは新妻聖子さん♪

原点となったミュージカルや歌への想い、お仕事を支えているというグルメなプライベート、くつろぎの時間についても伺いました♪

まるで姉妹のようなお二人。新妻さんのとても気さくで明るいキャラクターがリビングをとっても明るくしてくれました。村治さんへの歌を歌うときのアドバイスなんかも飛び出しました♪

CLASSY ESSAY HARUKA KOUSAKA

番組後半にお送りしている、音楽ライターでクラシック・ソムリエの高坂はる香さんによるクラシックの豆知識や、季節ごとの注目のトピックスなどを紹介する 「CLASSY ESSAY」。

今日9月9日は、菊の節句。かつては、長寿を願って菊の花を飾ったり、菊の花びらを浮かべたお酒で乾杯したりしていたといいます。秋に見ごろを迎える菊の花は目にも美しいですが、私は田舎の祖母が送ってくれる食用の菊も、大好物です。

さて、菊というと、天皇家の紋章や五十円玉のデザイン、菊人形や仏前の献花など、日本らしい花というイメージがあります。中国から平安時代に日本につたわってきた菊は、江戸時代の園芸ブームで品種改良され、種類も増えました。食用向けの改良が進んだのも江戸時代で、松尾芭蕉も好んで食べたと伝えられ、俳句にも詠んでいます。こうして多様に品種改良された菊が植物学者によってヨーロッパに紹介されて、19世紀中頃からは西洋でも人気を集めるようになりました。

今回ご紹介するのは、蝶々夫人などの名作オペラで知られるプッチーニが1890年に作曲した、弦楽四重奏曲「菊」。彼にとって数少ない室内楽作品です。プッチーニはパトロンでもあったアオスタ公アメデーオ1世が急死したことをうけ、この作品を一夜にして書き上げたと伝えられています。死を悼み、喪失の悲しみを歌うようなメロディは、同時期にプッチーニが手掛けていた、魔性の女マノンとその虜になった男デ・グリューを取り巻く悲劇のオペラ、「マノン・レスコー」の終幕に転用されています。