RINREI CLASSY LIVING

RINREI CLASSY LIVING

2017.06.17

今夜のゲストは藤井フミヤさん、尚之さんご兄弟♪

結成から20年目を迎えたF-BLOOD再始動への想いやお二人が過ごす、大人のリラックスタイムについても伺いつつ、ニューアルバム「POP ’N’ ROLL」からのナンバーもいち早くお届けしました。

フミヤさんは家ではクラシックを聴いているといる意外な趣味のお話であったり、藤井家相続問題についてなど赤裸々トークも聴けましたね。

6月21日にリリースとなるF-BLOOD、9年ぶりのニュー・アルバム「POP’N’ROLL」や9月17日からスタートとなる「F-BLOOD 2017 POP’N ROLL TOUR」もぜひチェックして下さいね♪

CLASSY ESSAY HARUKA KOUSAKA

番組後半にお送りしている、音楽ライターでクラシック・ソムリエの高坂はる香さんによるクラシックの豆知識や、季節ごとの注目のトピックスなどを紹介する 「CLASSY ESSAY」。

冷戦時代、ロシアが国の威信をかけて立ち上げた第1回チャイコフスキーコンクールにアメリカ人として優勝し、一躍祖国の英雄となったピアニスト、ヴァン・クライバーン。彼の名を冠し、テキサス州フォートワースで行われたヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールが、先週末6月10日にフィナーレを迎えました。日本では、2008年の辻井伸行さんが優勝して話題になったコンクールです。世界各地から集まった290名の応募者のなかから厳選された30名が集い、リサイタルや室内楽、協奏曲で自分の音楽をぶつけます。演奏は世界中にインターネットで配信され、若い才能が世界の聴衆と出会うことになりました。

さて、四年に一度行われるこのコンクールで今回頂点に輝いたのは、韓国出身の28歳、ソヌ・イェゴン。2013年の仙台国際音楽コンクールで優勝しているので、日本のピアノファンには彼を応援していた方も多いことと思います。会場となっているフォートワースは、かつて石油産業の発展による富裕層が多い街としても知られていて、もともとこのコンクールも、そういった人たちの寄付金や協力によってスタートしたものでした。それだけに、今もこのコンクールでは、連日行われる華やかなパーティ、客席に集う着飾ったゲストたちの姿など、普通のコンクールではなかなか見られない独特の雰囲気が体験できます。

今回私は現地で取材をする中で、3週間にわたり数々の素晴らしい演奏を聴くことができました。今夜はその中から、優勝したソヌ・イェゴンがファイナルで、レナード・スラットキン指揮、フォートワース管弦楽団と演奏した、ラフマニノフのピアノ協奏曲第3番をご紹介します。この曲は、ヴァン・クライバーン自身が優勝したチャイコフスキーコンクールのファイナルで、チャイコフスキーの協奏曲とともに演奏した曲のひとつでもあります。この作品はフォートワースの聴衆にとって特別なだけに、完璧な演奏が期待されるもの。普段はシャイな雰囲気もあるソヌ・イェゴンですが、堅実なテクニックに基づき、内に秘めた熱い感情を解き放つような演奏を披露してフォートワースの聴衆を大いに熱狂させました。