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2016.03.26

★変わる廃墟 VS 行ける工場夜景展★
★六本木クロッシング★

★変わる廃墟 VS 行ける工場夜景展★
浅草橋にあるギャラリー「TODAYS GALLERY STUDIO」では、「変わる廃墟 VS 行ける工場夜景展」が開催中。好評のようです。廃墟と工場夜景は、ともに建築物のひとつの姿であり、被写体としてファンの多いジャンル。昨年、「変わる廃墟展」、そして、「行ける工場夜景展」、別々な企画として展覧会を行ったそうですが、どちらも非常に好評だったそう。今回の展覧会では、その2つ、それぞれの“美しさ”に焦点をあて、対比するように、同じ会場で展示しています。廃墟は、朽ち果てて行く静かな美しさ、そして、工場夜景は、実際に稼働しているはずの昼間よりも賑やかに、まるで生きているかのような煌びやかで、非日常を感じる美しさ…静と動、相反する魅力を楽しめる展覧会になっています。計15組のアーティストが出展していて、およそ300点の作品が展示。例えば、廃墟は廃墟でも、星空と廃墟をテーマに撮っている方、“窓”をテーマに撮っている方、アーティストによって撮り方やテーマが違うので、同じ場所を同じように撮影していても、まったく違う作品になっているのも面白いポイント。工場夜景も撮る方によって、色味や質感がまったく違います。「行ける工場夜景」というだけあって、気に入った工場夜景があったらすぐにでも見に行けるように、作品にQRコードがついていて、読み込むと撮影場所の地図にアクセスできるのも人気となっている理由のよう。会場には女性の姿も多く見られます。「変わる廃墟 VS 行ける工場夜景展」は、4月3日、日曜日まで開催。入場料は500円です。
変わる廃墟 VS 行ける工場夜景展 web site
★六本木クロッシング★
今週のchristomoko pick up topic は、森美術館で今日からスタートした「六本木クロッシング2016 展 −僕の身体、あなたの声」をご紹介しました。「六本木クロッシング」は森美術館が2004年から3年に一度、日本のアートシーンを観測的に展覧するシリーズ展。5回目となる今回は、日本、韓国、台湾の4人のキューレーターによって選ばれた20組のアーティストの作品が集まっています。テーマは「僕の身体、あなたの声」。この意味について、森美術館キュレーターの荒木夏実さんに伺いました。
「今回のテーマは、「僕の(私の)身体」は、一体どこにあるのだろう?という疑問を表現したものです。それから「あなたの声」は、世界中の声、世界中の情報を示したもの。私たちは今を生きているわけですけれども、その身体といろんな人たちの声が時空を超えて感じ合うことを、ふわっと体験できる展覧会になっているといいなと思っているんです」
そうしたテーマのもと、会場にはどんな作品があるのでしょう?
「長谷川愛さんの作品「(不)可能な子供」は、CGを使った、未来的・科学的なテーマを扱った作品です。レズビアンカップルの間に生まれる“かも”しれない子供をDNAデータを元につくり、架空の家族像を表現しています。実はこれは夢物語ではなく、IPS細胞の技術の発達によって、もしかすると同性間の間に2人の遺伝子を持つ子供が生まれるかもしれないということで、実際に研究されているんです。これについてどう思いますか?という提言のために作られた作品です」
このほかにも様々な視点を持つアーティストが参加。新しい人との出会いがある季節ですが、この展覧会を見て自分の内面と向き合あったり、他者と自分の関係性を築いていくヒントになればと思います。7月10日(日)までの開催です。
六本木クロッシング2016展 web site


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