DAY6 ダウラギリの氷河とサムティリング グンパ

標高8167m 世界で7番目に高い山
「ダウラギリ」サンスクリット語で「白い山」を意味するそうです。
その山頂に朝日が当たり黄金の輝きを放ちます。
息をのむ瞬間でした。
氷河の前でパチリ
ダウラギリをふもとから望みます。
中央が大きな氷河。今にもこちらに流れでそうな姿で氷結しています。
この氷河はじめとするヒマラヤの雪解け水が遠くはインドのガンジス川まで多くの動植物と人間を潤す命の源となっているのです。
宿泊したロッジ、タサンビレッジのオーナー・アルジュンさん。
大阪で働いたこともあるんだそうです。
ネパールの将来をとても心配しています。

夕飯一緒に食べながらこんな話をしてくれました。

「今は教育で幼いころから英語を学ぶ。アメリカは豊かでいい国、夢の国ですよってね。
そしてアメリカに行って大学を出て、アメリカで結婚し家族を持って、ついにはアメリカ人になってしまう。
医者になっても学者になってもネパールに戻ってくる人間はほとんどいないんだよ。
親が死んでもね。こんなひどい生活はできないってみんなそう言って帰ってこない。
彼らがもらうサラリーで1000人が暮らせるのに・・・。アメリカ的個人主義ってネパールに必要なんだろうかね?。
結局、この村やネパールのアイデンティティーを守るのは無学なオレたちなんだよ。
近いうちに道路ができるって言ってる。みんな便利になるってね。でもホントかな。
この村は道路が通ると豊かになるのかな…。」 
タサンビレッジを出発します。
この地域では友人が旅立際はこのマフラーのような布を渡して旅の安全を祈ると聞きました。
私たちもオーナーのラルジュンさんから白い布を頂いてラルジュン村を後にしました。
明日のフライトに備えてジョムソン空港近くのロッジに移動します。
ラルジュンより高地になるので再び草木のない荒涼とした光景に変化していきます。
昨日、立ち寄ったマルファ村の寺院へ向かいます。
寺の名はSAMTELING GUMBAという名であることが判りました。
GUNBAは寺を意味するそうです。
写真はチベット密教独特の「マニ車」。
これを1回まわすとお経を1巻唱えたと同じことになるそうで、ちょっと省エネな気分。
寺院の夜のお祈りの儀式を見せていただけることになりました。
外から見るつもりだったのですが、位の高いお坊さんに「中に入りなさい」ということを言って頂いたため信者の皆さんと一緒の席で収録をさせていただきました。
壁面は密教画とお経、仏像のようなもので飾られています。
信者の前に老齢の僧、青年僧、少年僧が一列に座ります。
経の合唱&楽団を兼ねています。
信者の方たちは50人くらい。
みな真剣に望んでいるのでこちらにもモーレツなプレッシャーがかかります。
写真もここまで。
長い読経あとはみんなで地面にひれ伏し、笛、太鼓、チベタンホルン(ラッパ)の轟音で身を清めるような祈りの儀式にかわります。
全部で2時間弱の式でしたが、めったにない幸運な体験をすることができました。
式の終りには住職さんからひとりひとりに願のかかった黄色いひもを首にかけていただきました。

[ 前のページ | 次のページ ]