2015年05月10日

V.I.P. 第31夜・・・「滑りに来たの?転びに来たの?」

今宵のV.I.P.では新企画《美女とJAZZぅ》がスタート。
JAZZを歌う美女たちにお話を伺っていくこの企画、
初回のゲストには、3月にラヴソング・カヴァーアルバム「恋愛小説」を
リリースした原田知世さんにお越しいただきました。

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▼今回、なぜラヴソング・カヴァーアルバム「恋愛小説」を製作することに
なったのでしょうか。
「去年、久しぶりにカヴァーアルバムを伊藤ゴローさんと作ったのですが、
その作品を聞いてくれたディレクターの方が、女優の顔、歌手の顔を
表現できるようなアルバムを、ラブソングをテーマにした作品を作ろうと
提案してくれました。」

▼“恋愛小説”というコンセプトはどこから?
「短編の小説を読み進めていくような感じで聞いてほしいという気持ちがあって、
洋楽ではあるんですが、日本語のタイトルがいいと思い“恋愛小説”という
言葉を選びました。」

▼英語で歌うというのは、どうでしたか?
「すごく難しかったです。言葉の内容をきちんと伝えたいという思いがありました。
でも、日本語では伝えきれないニュアンスが英語だと伝えれるので、
新しい発見がありました。英語で歌う方が、メロディにきれいにのっていて、
歌う楽しさがありました。」

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▼今作も伊藤ゴローさんが制作に携わっていますが、
アレンジの作業はいかがでしたか?
「ゴローさんとは、今回で4作目なんですが、ライブもずっと一緒にやっていますし、
アレンジは完全にゴローさんにお願いしています。またキーやテンポによって
印象が変わるので、そこはじっくり歌ってみて2人で決めています。
大事にしている部分です。」

▼社長的にボーカリストは女優であるべきだと思っているのですが、
女優と歌手の切り替えはされているんでしょうか?
「女優の仕事は台本があって、作品の一部であること。頂いた役のフィルタを通して
表現していく。音楽の場合は、自分で詩を書いて、ゴローさんが曲を書いているので、
より素に近い、今の等身大の自分を表現する場所です。
今作については、それぞれがいろんな役を演じながら進んで行くという感じです。」

▼今作、女優として、歌い手として、一番共感ができる物語は?
「どれも聞いてた印象よりも、強い愛の告白だったり、ドキドキするものが
いっぱいありました。私の場合は、『Night and Day』にしても共感はありました。
でも、もう少し色っけのある曲は照れ臭いというものがありましたね。」


《I don’t know why Tomoyo Harada〜私は原田知世がわからない》
今回、原田知世さんに5つの質問に答えていただきました。

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Q1.[美しさの秘訣は?生活習慣で心がけていることは?]
「食事は大事だと思っていて、毎朝スムージーを作って飲んでいます。
私は、りんご・バナナ・小松菜が飲みやすくて飽きないので、好きな組み合わせです。」

Q2.[宝物はなんですか?]
「家族や友人、私のまわりにいる人たちです。
何が一番自分にとって必要かというと、その人たちが一番必要です。」

Q3.[おすすめの小説を教えてください]
「池澤夏樹さんの「きみが住む星」です。
ある男性が恋人を残して旅に出るところから始まるお話なんですが、
彼が彼女に送った手紙だけで構成されていて、その手紙がファンタジーで
言葉も美しくて。直接的な愛の言葉はないんですけど、
読み進めていくと彼がどれだけ彼女のことを思っているのかがとても伝わる本で、
とても大好きです。好きな人が出来た時にプレゼントしたいなと思う一冊です。」

Q4.[好きな食べ物はなんですか?]
「好き嫌いがないんですが、豆類とか湯葉が好きです。
その時に食べたいものが好きな食べ物かもしれません。」

Q5.[これからやってみたいことはなんですか?]
「もうそんなには…(笑)
この感じでアルバムを出したり、ライブをしたり、
いい作品に出会えたら、もうそれでいいです。」

今月末からNewAL「恋愛小説」のリリースを記念して、コンサートが始まります。

【原田知世コンサート2015「恋愛小説」】
5月30日(土) 富山 南砺市円形劇場ヘリオス
6月3日(水) 名古屋ブルーノート ※SOLD OUT
6月4日(木) ビルボードライブ大阪 ※SOLD OUT
6月6日(土) EXシアター六本木 ※SOLD OUT

また、「Don’t Know Why」でデュエットしているJesse Harrisのライブに
原田知世さんがスペシャルゲストで出演されます!

<Jesse Harris JAPAN TOUR 2015 - Jesse Harris with Star Rover>
5月21日 (木)  Shibuya duo MUSIC EXCHANGE

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Harada Tomoyo Official Site

そして後半では、先日来日されていたロンドンのレーベル「Mukatsuku Records」の
NIK WESTONさんとのインタビューの模様をお送りしました。
「Mukatsuku Records」の音源も持ってきてくれました!

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▼過去にSOIL&"PIMP"SESSIONSの音源もリリースしてくれているということで、
改めてSOIL&"PIMP"SESSIONSとの初めての出会いは?
「DMRの小川充さんの紹介で初めて聞いた。
最初のSGを何枚か聞いてたくさんのアルバムを輸入して、イギリスのキーDJたちの
ために音楽を仕入れていた。それでGilles Petersonが日本でツアーをした時に、
松浦俊夫さんがGilles PetersonにSOIL&"PIMP"SESSIONSの聞かせたところ
大興奮したんだよ。そしてイギリスに戻った際、私に「SOIL&"PIMP"SESSIONSって
一体どうなっているんだ!?」と興奮して、そこからブランズウッドに契約するという
流れができたんだ。」

▼どうしてこんなに日本のアーティストをフックアップして、
紹介してくれているんでしょうか。
「90年代初めからUFOだったり、日本の音楽は素晴らしいと思ってきた。
アメリカやヨーロッパの音楽の影響を独自の音楽スタイルにして発信していく、
そこが日本のアーティストの素晴らしいところだと思っている。」

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M1 Reaching For Our Star / Sharon Revoal
「初めて聞いた時はいいんじゃないかと思っていたんだが、
クラブで何回もきいていくうちに自分の中で育っていった曲なんだ。
皆さんもクラブで何回も聞いてもらったら、この曲の良さがわかると思います。」

▼今のロンドンのクラブシーンはどんな状況?
「JAZZでいうと、ライブシーンのほうが盛り上がっている。
ライブバンドや音楽家は素晴らしいアーティストがやってくるが、
DJに関しては良いJAZZ DJもいるけど、イベントをするという意味では
難しい時期を迎えているんだ。小さいクラブでJAZZ DJが回すこともあるけど、
今はバンドとバンドの間にレコードを回すというのが主流になっているよ。」

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M2 If you believe your god is dead / THE SWAN SILVERTONES
「James Brownを思わせるような楽曲だよね。たしか70年代初期の曲だよ。」

▼なぜ“Mukatsuku”をレーベル名につけたの?
「元々は1996年に私とデンマーク人のミシェルでクラブイベントを
やっていたんだ。ミシェルの奥さんが日本人で、日本人DJと日本人の
ビジュアルに特化したイベントをしていた。ロンドンにはたくさんの
日本人がいて、皆が『ムカつく、ムカつく』と言っているのをよく聞いていた。
どんな意味かはわからないけど、聞いたことある言葉ということで、
『ムカつく』という言葉に注目をおいたんだ。
決して『ムカつく』という言葉の本当の意味を広げたくて使っているのではなくて、
“ムカつく”というサウンドが面白いでしょという意味でやっているんだ。」

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「イギリスにはムカつくという言葉を書けない人がいっぱいいるんですが、
その代わりに私のレーベルではロゴが大切な役割をしていて、
猫の手の爪がレコードを針のようにさしているロゴがあるんですけども、
皆はそれを見てこれはMukatsuku Recordsの音源なんだと覚えてくれる。
Mukatsukuという言葉と同時にこのロゴも大事な役割を果たしているんだ。」

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M3 Velvet(ex ver.)/ JAZZ COLLECTIVE
「この曲は私のレーベルから新しくリリースされるJAZZ COLLECTIVEの曲です。
沖野修也さんが紹介してくれたんですが、この曲をMukatsuku Recordsから
リリースしたいことを彼らにアプローチしたところ、
だったらこの曲をもう一度新しい形で録り直そうと言ってくれたんだ!
20年間に渡って沖野修也さんとは素晴らしい関係を築いていて、
特にこの曲に関してはアルバムの中で特別な音を発していたので、
自分のレーベルからリリースすることができて、とても嬉しく思っています。」

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M4 I'll Be Around / Ron Henderson & Choice Of Colour
「僕は初めて聞いた時に背中がゾクッとした曲だけをリリースしているんだ。
この曲に出会ったきっかけは、90年代にリリースされたブートレックの曲を集めた
コンピレーションでした。様々な音源が入っていたんですが、
その中でもキラリと光っていたのがこの曲で、なぜこの曲がシングルに
なっていないのかとても謎に思っていた。ならば、私が!と思い、
リリースにこぎつきました。」

▼日本に来た時に絶対に行くレコードショップは?
「東京では、Face Records、disk unionディスクユニオン渋谷・下北沢に必ず行きます。
店が変わっても、そこで素晴らしいレコードを見つけることができるので、
毎回楽しみにしています。レコードというのは終わりがなくて、
自分の欲しいリストはどんどん増えて行く。帰ってきて一番やりたいことは
聞いた素晴らしい音楽について探すこと。いつも学びと追求の繰り返しです。」

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M5 Piani / Jo Tongo

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「もしロンドンにいらっしゃった時は、私がやっているイベントに
いらしてください。毎月第三土曜日に、南ロンドンのペッカムにある
the Bussey buildingの4階でという
イベントをやっています。SOUL、FUNKなど様々な音楽をプレイしているので、
ぜひ遊びに来てください。」

facebook-Mukatsuku Records-
facebook-The South London Train-

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