2014/10/24

アジア最大の障がい者スポーツの祭典で日本選手活躍

2014仁川アジアパラ競技大会はきのう6日めが行われました。陸上では女子砲丸投げで、加藤由希子選手が世界新記録となる12メートル21をマークし今大会2冠目を獲得しました。車いすテニスの男子シングルス決勝では、国枝慎吾選手が真田卓選手に勝ち、リオデジャネイロ・パラリンピック出場権を獲得。男子800メートルでは和田伸也選手が優勝して3種目制覇を達成です。

バスケ協会の深津会長が引責辞任。男子リーグ統合めど立たず

国内男子バスケットボールリーグの統合を主導してきた日本協会の深津泰彦会長、きのうの臨時理事会で辞意を表明し了承されました。会長職には今年6月に就任したばかりでした。国際連盟(FIBA)から2つのリーグが存在する状態の解消を迫られていましたが、統一にあたり、チーム名から企業名を外す案にNBLの企業チームが反発するなど、条件整備が難航していました。今月末の回答期限が近づく中で「合意形成ができる見通しが立っていない。私の責任なので一刻も早く新体制となることが重要」と、深津会長はコメント。

IOCがコソボ国内委員会を仮承認

国際オリンピック委員会(IOC)は、スイスのモントルーで理事会を開き、2008年にセルビアからの独立を宣言したコソボの国内オリンピック委員会を暫定承認しました。バルカン半島のコソボは独立をめぐる民族や政治的な対立を背景に、独自の活動を続けてきましたが、16年のリオデジャネイロ五輪に向け大きな一歩です。コソボ五輪委員会には30以上の国内競技連盟が加盟し、「今回の決定は選手の不安を取り除く」とIOCは説明しました。この決定に対し、セルビアは反発しています。また政府の干渉が問題視されている西アフリカのガンビア国内オリンピック委員会について資格停止などの処分を検討する方針を明らかにしました。

2014ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム

さいたま新都心で自転車レース「2014ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム」が明日行われます。世界最高峰の自転車レース「ツール・ド・フランス」はフランス中をおよそ3週間かけてめぐります。一方で「クリテリウム」と呼ばれるレースは、平坦な市街地などに、コーナーがきつい周回コースを作り、順位を競うものです。

今回は1周3キロあまりのコースで開催されますが、今年の目玉は「さいたまスーパーアリーナ」の中を使う、世界でもあまり例がない屋内をも通るロードレースということ。

そして今年の夏にツール・ド・フランスで総合優勝を飾った、ビンチェンツォ・ニバリ選手をはじめとした海外から32選手。さらにツール・ド・フランス ジャパンチームとして新城幸也選手と別府史之選手の2名が来日して、日本選手の31名と競います。

コースの沿道では、世界のトップクラスの選手のテクニックを間近で見る事ができ、会場周辺ではイベントが盛りだくさん。朝8時半から午後6時半まで、さいたま新都心駅周辺で交通規制が行われる予定です。