2014/10/24 ナミビア共和国 エトーシャ国立公園

アフリカ南西部、ナミビア共和国の大自然。
地平線から昇る朝日を望み、彼女は大きく背伸び。
そして心に決めました。キャンプの食事にしよう。
だって、何かいいことが起こりそうな、そんな気がするから。

今朝はアフリカ、ナミビア共和国です

南アフリカの北側、大西洋に面するナミビア。日本の2.2倍の国土に、220万あまりの人々が暮らします。ナミブ砂漠と、エトーシャ国立公園のサファリが有名で、南半球にあるので、冬から春にあたる今の時期は主にヨーロッパから訪れる観光客で賑わいます。

アフリカで「危険な猛獣の代表」ともいえるのが、ライオン、アフリカゾウ、バッファロー、サイ、そしてヒョウの5つ。これらは、合わせてビッグファイブと呼ばれます。そのうえ100種類以上の動物と、340種類以上の鳥がいて野生の姿を見られるのが、エトーシャ国立公園。東京都の10倍以上の広さがあるので、2日以上かけて、園内のキャンプ場を移動しながら、動物たちを探します。

キャンプでの朝ご飯はシンプルです

夜行性の生き物が眠る前、それ以外が目覚める日の出の時間は、サファリツアーでは勝負の時間帯。何も食べずにツアーに出かけて、ひと段落してから、キャンプ場でガイドさんが朝ご飯の支度をはじめます。

第一次世界大戦前にはドイツに支配されたことがあるため、食文化では今でもドイツの影響が残っているナミビア。朝ご飯には、ソーセージやハムが欠かせません。

中でも細長くて、渦巻きのようになっている、スパイシーな「ブルボス」というソーセージがポピュラーです。

近隣諸国でも人気のソーセージ「ブルボス」。
たき火にかけたフライパンでこんがりと焼いて、卵料理とトマトケチャップで煮込んだ豆料理がつけあわせ。マグカップのコーヒーと一緒にどうぞ。

その人気は毎年レシピのコンクールが行われているほどです。