2014/10/17 宮城県 亘理町

宮城県、太平洋に面した亘理町。
水平線から昇る朝日を望み、彼女は大きく背伸び。
そして心に決めました。旬のごはんを食べよう。
だって、何かいいことが起こりそうな、そんな気がするから。

今朝は宮城県南東部、阿武隈川の河口にある亘理町です

東日本大震災の津波によって、荒浜漁港はもちろん、町の半分近くが浸水するという壊滅的な被害を受けました。

今では漁が再開され、仮設の「ふるさと復興商店街」を中心に、地元で取れた海産物や農産物をアピール。四季折々の食材を使った郷土料理を食べる事ができます。

荒浜地区の朝は、早朝から漁港で水揚げされた魚を調理する人々の活気あふれる風景が見られます。

秋の味覚の名物は鮭です

亘理町の今が旬の食べ物は、阿武隈川の鮭の「はらこめし」。
産卵のため、海から川にのぼる秋鮭を使った料理です。

江戸時代には、この地を治めた伊達藩の藩主もお気に入りだったという歴史があり、農林水産省の「郷土料理百選」に選ばれています。

作り方はまず新鮮な鮭の腹に包丁を入れ、はらわたを取り除いてから鮭の卵を取り出します。三枚に下ろした鮭の身を食べやすい厚さに切り分けてから、醤油、砂糖、酒などで煮込みます。切り身が煮えたところで、ほぐした鮭の卵を鍋の中にさっと通し、炊きたてのご飯に、汁ごと混ぜ合わせてできあがり。

他の地方にも、鮭の切り身といくらをご飯にのせた「はらこめし」という食べ物がありますが、うまみがいっぱいの薄茶色のごはんがここ亘理町の「はらこめし」ならではの味わい。町には20軒ほどの「はらこめし」を出すお店があって、先週、その中で一番を決める「はらこめし総選挙」が行われました。

鮭の頭やひれなどを使った「あら汁」をすすりながら、どうぞ。

1月末までは、町内で「はらこめし」が食べられるお店のスタンプラリーを開催中とのことです。