2014/10/3 ズラタン・イブラヒモビッチの言葉

今朝はズラタン・イブラヒモビッチをピックアップ!

スウェーデン代表!そして、フランスのパリ・サンジェルマン所属のフォワード、ズラタン・イブラヒモビッチ!今日がバースデイ!33歳になりました。

ズラタン・イブラヒモビッチ、ご存じでしょうか?ものすごいフォワードなんですが、ワールドカップでは活躍していません。2002年日韓大会はまだ若くサブでした。2006年ドイツ大会は不調。2010年と2014年は、スウェーデンが予選で敗れて出場していません。なので、ピンと来ない方もいらっしゃるかもしれませんが、パワー絶大、破壊力抜群の点取り屋なんです!フランス・リーグアンのウェブサイトによると、身長、195センチ、95キロ。

スウェーデンのマルメという町の出身。
ボスニア人の父と、クロアチア人の母の間に生まれました。移民の方が多く暮らす場所で育ったズラタン、学校の先生が、「手に負えなかった子のワースト5に入る」と語るほどやんちゃな子どもでした。

ズラタン・イブラヒモビッチは、地元のマルメというクラブでプロになります。
その後、オランダのアヤックスへ移籍。プレーがラフで、当時、「ディフェンダーは、ズラタンのマークについて、みんな鼻を折った」という話も残っています。

2004年ユベントスへ移籍。ここで体を鍛えまくります。それまでは、背は高いけれど、今ほどの迫力ボディではなかったんですね。でも、ここで体重を一気に10キロ増やし、ますます力強くなっていきます。

ユベントスは、セリエAを連覇!
しかし、のちに審判を買収したスキャンダルが発覚、タイトル剥奪。

2006年からは、インテルに移籍します。2008–2009シーズンまで所属するんですが、インテルは彼がいた すべてのシーズンでリーグ優勝!そして、ついに、2009年。スペインの名門、バルセロナへ移籍!
ここがキャリアのピークになるはずでした。

実は、監督と合わなかったのです。
当時のバルセロナの監督は、ジョゼップ・グアルディオラ。
ズラタン・イブラヒモビッチいわく「あいつは、オレにビビっていた」。

そして、こんなことも言っています。

メッシ、シャビ、イニエスタ……みんな良い生徒のようだった。 監督が指を鳴らすとジャンプするんだ。

これは、ズラタン側からの見方なので、そのまま受け取るわけにもいきませんが、優等生的な雰囲気があわなかった、ということなんでしょうね。途中からグアルディオラ監督とは口をきかなくなったということで、バルセロナからは1シーズンで去ることになります。

その後、ACミラン、そして現在のパリ・サンジェルマン。

間違いなく、今のサッカーシーンを代表する選手なのに、いつもアウトロー。

ズラタン・イブラヒモビッチの有名な言葉があります。

他の人と違ってたっていいじゃないか。
大事なのは自分を信じることだ。

世の中いろいろあるけど……オレだって何とかなった。

移民の町に生まれ、ヨーロッパのクラブを渡り歩き、ディフェンダーの鼻を折り、あるときは監督と衝突し、ワールドカップ予選で敗れ、尊敬とブーイングを同じくらい受ける男。でも、愛さずにはいられない。それがズラタン・イブラヒモビッチです。