2014/9/26 ハビエル・マスチェラーノの言葉

今朝はハビエル・マスチェラーノをピックアップ!

2014FIFAワールドカップ ブラジルでの活躍、素晴らしかったです!
守備的なミッドフィールダーとして、相手の攻撃の芽をつむ動き。すごかったです。
守備の魅力を世界に伝えてくれました!

マスチェラーノの世界大会デビューは、2001年のFIFA U-17世界選手権。
この時、アルゼンチン代表は4位だったんですが、マスチェラーノのプレーは、衝撃を与えました。
このあと、マスチェラーノは、アルゼンチンの名門リーベルでプレーすることになるんですが、なんと、それより前に、フル代表に呼ばれます。プロデビューの前に、代表デビュー。
2003年7月のウルグアイ戦が最初の試合でした。そして、若い世代のチームでも中心でありつづけ、2004年、アテネ・オリンピックで金メダル!2006年のワールドカップ ドイツ大会では、アルゼンチンの試合、全てにフル出場。もう、アルゼンチンになくてはならない存在となったのです。

ドイツ大会のあと、マスチェラーノは、ブラジルのコリンチャンスから、イングランドのウエストハムに移籍。
さらに、翌年には、名門リヴァプールへと移籍します。

いわゆるボランチのポジションで、レギュラーとなるんですが、このときの、ボランチの相棒は、スペインのシャビ・アロンソ!守備的なマスチェラーノとパスセンスの素晴らしいシャビ・アロンソ。今、振り返ると、すごいコンビです。

リヴァプールは、マスチェラーノが移籍してきた最初のシーズン、UEFAチャンピオンズ・リーグで準優勝!
2010年のワールドカップでは、アルゼンチン代表のキャプテンも務めました。
ちなみに、監督は、あのマラドーナさん だったんですが、マラドーナいわく、

私のチームは、マスチェラーノとそのほかの10人だ

とコメントするほど重要な存在でした。

このワールドカップのあと、マスチェラーノは、スペインのバルセロナへ移籍。
このシーズンのUEFAチャンピオンズ・リーグで、優勝!
そして、今年。 2014 FIFAワールドカップ ブラジル!
大会前、マスチェラーノは、こう語っていました。

アルゼンチン代表は、いつも優勝を目標としながら、期待を裏切ってきた。
プレッシャーは強烈だ。でも、なんとかワールドカップを掲げたい。

結果は、ドイツに敗れ、準優勝。
惜しかったです。

しかし、マスチェラーノは大いに讃えられました。
母国アルゼンチンでは、マスチェラーノに捧げる「マスチェラン」というラン・イベントも開催されたそうです!マスチェラーノが決勝で14キロ走ったので、その大会も14キロを走るものだった、ということです。ちなみに、マスチェラーノは、背番号も14でした。

では、最後に、ワールドカップの決勝で負けたあと、マスチェラーノが語った言葉。

人生には、良い時と悪い時がある。負けたことは忘れられない。
だけど、人生は続くんだ。新しい挑戦に向き合わなければならない。