2014/9/19

9年ぶりに自転車の大記録更新です

ドイツ出身で自転車ロードレースのイェンス・フォイクト選手は昨日、​競技生活引退を記念して1人が1時間でどれだけの距離を走れるかを競う、​アワーレコードにスイスで挑戦。チェコのオンドジェイ・ソセンカ選手が​2005年に記録した49.7キロメートルを大幅に更新する51.1キロメートル​という歴史的な記録を打ち立てました。1時間自転車をこぎつづけるという​単純ながらも過酷なこの種目。ノーマルのロードバイクを使い、空気抵抗を​減らすヘルメットや、ホイール、フレームなどの使用は禁じられ、競技場所​は標高2000m以下と定められています。タイムトライアルのチャンピオン​などが過去に挑戦しましたが、いずれも失敗に終わっていました。

​競泳の選手が早稲田に合格

早稲田大学は「トップアスリート入学試験」で、競泳の選手や、​パラリンピアンの選手などが来年度の合格者となったと発表。​2006年度から実施しているこの制度は、卓球の福原愛選手をはじめとした​著名選手が利用。オリンピックや世界選手権など国際的レベルの大会への​出場経験などが求められています。

インドの「116歳男性」が不参加

岩手県北上市で今日から開かれるアジアマスターズ陸上競技選手権大会​に参加登録していた自称116歳のインド人男性が来日せず、競技に出場は​しないことが判明しました。大会事務局によると、その男性は100歳以上の​クラスで100mや800mなど4種目に登録。ギネス認定の世界最高齢男性は、​さいたま市の111歳の男性ですが、この男性は、パスポートの写しによると、​「1897年10月6日」生まれとのこと。不参加の理由は来日のためのビザが​下りなかったとされていますが、詳細ははっきりしていません。

第17回アジア大会

第17回アジア大会は今夜、韓国の競技場で開会式が行われます。一昨日の17日に仁川に到着した聖火は昨日も市内でのリレーが続きました。また、昨日で、参加する45の国と地域の選手団が選手村に入りました。

領土や歴史認識問題で韓国や中国との関係が冷え込む中、日本にとっては2020年東京オリンピック開催が決まってからの最初の大規模な夏の国際総合大会。712人の選手が派遣される予定で、6年後を見すえた戦いに注目が集まります。

何といってもまずは競泳男子で8種目にエントリーした20歳の萩野公介選手。メダルはもちろん、本命の個人メドレーでは日本記録の更新にこだわりたいとコメントしています。また陸上の選手は、3度目の日本代表選手としてのフルマラソン出場となりますが、来年の世界選手権に向けてここは負けられないと優勝宣言。女子ゴルフで日本ツアー最年少優勝記録を持つみなみ選手や、女子レスリングで世界最強の選手などの活躍も見逃せません。