2014/5/2 静岡県 三保の松原

静岡県静岡市にある、三保の松原。波打ち際で、駿河湾越しに富士山を望んで、彼女は大きく背伸び。
そして心に決めました。縁起のいいお茶を飲もう。
だって、何かいいことが起こりそうな、そんな気がするから。

今朝は静岡市の三保の松原です

古くは平安時代から親しまれている景色が有名な場所。
総延長が7km、3万本あまりの松林が生い茂る海岸では、富士山や伊豆半島の美しい眺めが楽しめます。

富士山は去年ユネスコの世界文化遺産に登録されました。 それに関連する構成遺産のひとつが三保の松原。 中でも天女が衣をかけたという「羽衣伝説」がある一本の松の木、「羽衣の松」が象徴的な場所です。
自然の景観を維持し、松林が病気で枯れないように地元の自治体を中心に対策を講じています。

晴れた朝、松林の間を通り過ぎる海風が心地よい音を奏で、爽やかな気分にさせてくれます。

今日5月2日は「八十八夜」

立春から数えて88日目にあたるのが今日。
今の時期に摘まれたお茶の葉は、秋冬から春にかけ栄養分をしっかりと蓄え、香り高く風味も豊か。新茶の中でも、質が高いとされています。

新芽は活力の象徴で、八十八の文字が末広がりなので長寿の縁起物の新茶として、昔から親しまれてきました。

温暖で降水量も多い静岡県は「茶どころ」として有名で、茶畑の面積も流通量も全国一を誇ります。お茶は鎌倉時代に、栄西禅師が当時の中国「宋」から帰国する時に持ち帰り、効用や製造法について『喫茶養生記』という本を書きました。そして聖一国師という僧侶も「宋」から持ち帰った茶の実を、生まれ故郷の静岡で植えさせ、茶の栽培を県内に広めて今に至ります。

おいしくいれた新茶、まず香りを楽しみながら、うま味、甘み、苦み、渋みのバランスをじっくりと味わって下さい。


さて東京メトロ・明治神宮前駅、7番出口からすぐのところにある 「MIZUcafe プロデュースド・バイ・クリンスイ」。
こだわりのお水で作るお料理とドリンクが楽しめますが、今ここでは「MIZUcafeオリジナル」の「抹茶のクレームブリュレ」をいただくことができます。

MIZUcafe