2014/4/25

錦織圭選手、格下の相手を寄せ付けず

男子テニスのバルセロナ・オープン、きのうはシングルス3回戦でした。世界ランキング17位の第4シードの錦織圭選手は、世界ランキング60位のアンドレイ・ゴルベフを6–0、6–4で下し、準々決勝に進出しました。錦織選手は3月のソニー・オープンで、ロジャー・フェデラーなどを破り、ベスト4入りしたものの、左股関節痛のために準決勝を棄権。この大会バルセロナ・オープンで復帰を果たしています。

男子フィギュアスケート選手の動向です

ソチ冬季五輪で金メダルに輝いた羽生結弦選手が、日本外国特派員協会できのう記者会見し、東日本大震災の被災者や困難に直面した人々に向けて「僕は一スケーターとして一生懸命やったし、首に掛けている金メダルが希望の象徴になっていたらうれしい」とコメント。30分足らずの非常に短い会見でしたが、記念のゲストブックに「一生懸命」という言葉を添えて、サインしました。また高橋大輔選手は、出身地の岡山県のスポーツ特別顕賞、倉敷市の市長特別賞の授賞式に出席。「現状で精いっぱいのパフォーマンスはでき、少しだけ自分をほめたい」とコメントし、進退の明言は避けました。

卓球の世界選手権で決勝目指す日本

28日月曜日からGW期間中に行われる、卓球のJA全農世界選手権団体戦。女子は福原愛選手が左足小指疲労骨折により欠場、石川佳純選手がエースに指名され本番を想定し、カット主戦型の男子選手相手に調整しました。男子はヨーロッパから合流した、エースの水谷隼選手をはじめメンバーが全員世界ランク30位以内の「最強の布陣」で、決勝進出を期待されています。卓球の世界選手権は個人戦と団体戦が1年おきに行われ、オリンピックと違ってダブルスの試合がなく、5ゲームマッチのシングルス5試合で、先に3勝したチームが勝ち進むというものです。

NBA選手の野球への挑戦

ニューヨーク・メッツの松坂投手が、アメリカでクローザーとして初セーブを上げましたが、そんな野球の話題です。

元NBAプロバスケットボールで、過去得点王に2度、オールスターゲームにも7度出場したトレイシー・マクグレディ選手。去年引退を発表しましたが、野球投手として、独立リーグのアトランティックリーグ(Atlantic League)のチーム、テキサスのシュガーランド・スキーターズと、正式に契約を結んだことが日本時間の昨日、球団から発表されました。

現在34歳になるマクグレディ選手は、最も長く所属したヒューストン・ロケッツをはじめ、NBAで16シーズンにわたってプレー。子供の頃、野球選手をやっていたという事で、プロ野球界への挑戦することになったものです。

NBA選手の野球への挑戦では、シカゴ・ブルズなどで活躍し、現在シャーロット・ボブキャッツの筆頭オーナーのマイケル・ジョーダンが有名です。93年にホワイトソックス傘下の2Aのチーム、バーミンガムに入団。127試合に出場し打率2割0分2厘11エラーという記録で、残念ながらメジャーへの昇格はありませんでした。

マクグレディ投手は先週、地元のアルビン・コミュニティ・カレッジとの練習試合で1回を投げ、3安打で1点を許しています。日本時間で2時間あまり後から今シーズンの試合が始まるアトランティックリーグ。彼の出番がいつになるのか、そして結果は残せるでしょうか。