2014/4/4

東京五輪組織委とIOCが「オープンな議論」

IOC(国際オリンピック委員会)と2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会などによる、初の事務会合が現在行われています。来日中のIOCジョン・コーツ調整委員長は「一緒にさまざまなリスクを特定し、オープンな議論を期待する」とあいさつしました。JOC(日本オリンピック委員会)の橋本聖子選手強化本部長は、日本選手の強化策についての質問を受け、金メダルを20〜33個獲得して、世界3位を目指すという日本の目標を説明したところ、IOC側から「開催国の活躍は大会成功に不可欠だ」と好意的なコメントがありました。

愛知県出身のフィギュアスケート女子選手が集合

昨日アイスショーの「名古屋フィギュアスケートフェスティバル」が、愛知県名古屋市で開催。ソチ冬季五輪のフィギュアスケートで入賞した浅田真央選手と、鈴木明子選手に愛知県と名古屋市からスポーツ功労賞が送られ、鈴木明子選手と安藤美姫選手の引退セレモニーも行われました。浅田真央選手は、自身の進退についてコメントしませんでした。

貴乃花理事が相撲協会執行部入り

日本相撲協会はきのう理事会を開き、公益財団法人移行後に再任した北の湖理事長の体制下で最初の職務を決めました。貴乃花理事がファンサービスなどを担当する総合企画部長に就任し、その他にも生活指導部長などを兼任。以前の法人を合わせて3期目というスピード出世で執行部入りしました。相撲界の改革を期待されている貴乃花理事は「ファンのことを第一に考えたい」とコメントしています。

デビスカップ準々決勝

今日から3日間、東京の有明コロシアムで、テニスの国別対抗戦デビスカップ準々決勝が行われます。

ワールドグループで戦うという現行の大会形式となって初めて、ベスト8入りを決めた日本ですが、今回の対戦相手は2連覇中の強豪チェコです。エース錦織圭選手は前週までの大会で、元世界1位のロジャー・フェデラーなどの強豪を破って4強入りしましたが、左股関節の痛みで準決勝を棄権。今後は5月末開幕の全仏オープンを見据えて、4月21日からのバルセロナ・オープンで復帰することを明らかにしました。帰国後に検査を受け「デビスカップに出るつもりで帰ってきたが、いい診断ではなかった。悔しい」とコメント。代わりに21歳のダニエル太郎選手が代表入りしています。

対戦相手のチェコもエースのベルディフが長いシーズンを見据えた試合のローテーションを考慮して欠場。一枚落ちたメンバーとはいえ、ナブラチル監督は「勝利に向かって最善の努力をしていく」と3人の選手のラインナップに自信を持っているようです。