2014/3/21 著作権法がソーシャルメディアを殺す

日々新しいテクノロジーが進化していくインターネットの世界。
ソーシャル・ネットワークとも結びついて、その勢いをさらに加速しているといってもいいでしょう。

しかし、「海外では当たり前に普及しているサービスが、なかなか日本に入ってこない」という例もあります。

18日に発表されたロンドンのIFPI(国際レコード産業連盟)による2013年の年次デジタル・ミュージック報告書によると、全世界のレコード産業の売り上げは対前年比で3.9%ダウン。
主な原因は、日本の売り上げが対前年比で16.7%もダウンしたこと。
IFPIは日本の不振を「実物のCD売り上げに固執して、デジタル・ビジネスでの合意を得るのにもがいている」と指摘した。

ここでネックとなってくるのは「日本の著作権」。
「海外の著作権のシステム」との違いをふまえ、デジタル時代の著作権問題に詳しい国際IT弁護士の城所岩生さんが書いた本が話題になっています。
「著作権法がソーシャルメディアを殺す」というショッキングなタイトルのその本。

著者の国際大学グローバル・コミュニケーション・センター客員教授の城所岩生さんに伺います。