2014/3/21 ロナウジーニョの言葉

今週、ピックアップするのは、ロナウジーニョ!
今日 3月21日が誕生日なんですね。
1980年生まれなので、34歳になりました。

出身は、ブラジル南部の港町、ポルト・アレグレ。
2014 FIFA ワールドカップ・ブラジルでも5試合が予定されている街です。

ロナウジーニョは、地元の名門クラブ、グレミオの下部組織でプレーをスタート。
代表デビューは、99年。 ヨーロッパへプレーの場所を移したのは2001年のことで、パリ・サンジェルマンへ移籍しました。 そして、2002年。 FIFA ワールドカップ・コリア・ジャパン。 日韓共催のワールドカップで、日本にも来ました!

このときのブラジルは、ロナウド、リバウド、ロナウジーニョの3人が「3R」と呼ばれて注目を集めました。

特にロナウジーニョが目立ったのは、準々決勝のイングランド戦。
静岡スタジアム・エコパでのマッチ、同点で迎えた後半、フリーキックを得たブラジル。 ゴールまでおよそ35メートルの距離だったんですが、ロナウジーニョは直接狙います。 ふわっと浮いたボールに、イングランドのキーパー、シーマン、届かず、ゴーーール!これが決勝点となって、ブラジルがベスト4進出。 そのまま、優勝へと突き進みました。
ちなみに、ロナウジーニョは、イングランド戦でゴールを決めた数分後にレッドカードで退場してしまいますが、それ以上に、あのフリーキックは、インパクトが大きかったです。

2003年、ロナウジーニョは、バルセロナへ移籍。
2004年から2シーズン、リーガ・エスパニョーラ連覇に貢献。
2004年、2005年と2年連続でFIFA世界最優秀選手。
さらに、2005年には、バロンドールも獲得しました。
そして、2006年には、チャンピオンズリーグでも優勝!

2002年の日韓大会での優勝から、このあたりまでは、ロナウジーニョが最高に輝いていた時代ですよね。

ただ、このチャンピオンズリーグ優勝のあとに開催された、FIFA ワールドカップ・ドイツでは活躍できず、ブラジルはベスト8で敗退。 次第にバルセロナでの出場機会も減って、2008年の夏にACミランへ。 2011年には、地元ブラジルのフラメンゴに移籍しました。 その後、同じくブラジルの アトレチコ・ミネイロに移籍して活躍。 このクラブで FIFA クラブワールドカップ優勝! これはまだ記憶に新しいところです。

そんなロナウジーニョの言葉を最後にご紹介しましょう。

サッカーは勝敗も もちろん大事だけど、それより大事なのは、観客に感動を与えることだ。
そして、観客に楽しんでもらうには、どうすればいいのか?

それは、僕自身がプレーを楽しむこと。 これに尽きる。


今朝は、今日がバースデイ!ロナウジーニョをピックアップしました。
ワールドカップでのブラジル代表入りは、最近選ばれていないので、ちょっと厳しいですかね。 それともサプライズ選出があるのか?

ちなみに、ロナウジーニョ、本名は、ロナウド・デ・アシス・モレイラ と言います。
彼は小さい頃、小さなロナウドという意味で、「ロナウジーニョ」と呼ばれていました。 そして、代表に呼ばれたら、今度はそこに、あの「ロナウド」がいたんです。 そこで、若い彼のことをみんなが「ロナウジーニョ」と呼び、その結果、ロナウジーニョという名前が定着したそうです。