2013/12/20 キューバ共和国 ハバナ

カリブ海の島国キューバ共和国の首都、ハバナの旧市街。
スペイン・コロニアル様式の街並みで、彼女は大きく背伸び。
そして心に決めました。簡単な朝ごはんにしよう。
だって、何かいいことが起こりそうな、そんな気がするから。

今朝はキューバ共和国の首都ハバナです!

フロリダ半島の南、メキシコ湾の入口にある島国で、本州のおよそ半分ほどの国土に1,000万人あまりが暮らします。 現在、国交がないアメリカから飛行機の直行便がなく、アメリカ人は原則的に渡航できない、近くて遠い国。

ハバナの旧市街にある、かつての大統領官邸は、キューバ革命の博物館となっていて、建物の正面にある戦車と共に、ものものしい雰囲気を感じさせます。

しかし文豪のヘミングウェイが愛したといわれるキューバ革命以前の、華やかな別荘地の顔もあってアメリカの大型のクラシックカーが悠然と走り葉巻をくゆらす人々が街を歩いています。 そんなミスマッチ感覚が、世界中の観光客を魅了します。

キューバの朝ごはんはサッと済ませます

サトウキビの栽培が盛んなキューバ。
朝食に欠かせないのは、たっぷりと牛乳と砂糖が入った甘いミルクコーヒーの「カフェコンレッチェ」です。

たいていバターをたっぷり塗ったトーストやバゲットを「カフェコンレッチェ」にどっぷりと浸して食します。 パンがパサパサとした食感だからなのでしょうか、そのまま食べるということはあまりないようです。

もちろん外国人向けのホテルのレストランでは、ビュッフェ・スタイルの朝食や、チーズやハムをはさんだサンドイッチもありますが、現地の人々は、朝はあまり外食をしません。

家でシンプルにパンとコーヒーというのが一般的。
マンゴーなどのフレッシュ・フルーツと一緒にどうぞ。

キューバでは外国人とキューバ人で使うお金の種類が異なります。
レストランも外国人向けと、キューバ人向けの食堂があり、値段も内容もかなり違うようです。