2013/11/29 【Good Job!展】【映画『キャプテン・フィリップス』】

Good Job!展

障害を持つ方たちとデザイナー、企業のみなさんが一緒にモノづくりに取り組み、スタートしたのが、Good Job!プロジェクト。
その取り組みを紹介、製品を展示販売するのが「Good Job!」展です。
きょうから、渋谷ヒカリエ8階のエイトコートで開催。

例えば「障害者が生み出す表現を社会に生かそう」と活動している福祉団体「エイブル・アート・カンパニー」と、靴下の「タビオ」のコラボレーションで生まれた、表情豊かな靴下。 おしゃれな下着のブランド「3RDWARE」とのコラボレーションからは、見せたくなるアンダーウェア。「コクヨファーニチャー」と、「エイブル・アート・カンパニー」、そして「たんぽぽの家 インクルーシブデザイン・プロジェクト」のコラボレーションでは、ソファが生まれています。  

障害を持つ方の表現力と、企業の持つ技術によって生まれたプロダクトの数々、ぜひチェックしてください。
さらに、こうした製品化を成功させるための秘訣について、今夜、セミナーも開催されます。

Good Job!展は今日から、あさって日曜日まで。
渋谷ヒカリエ8階のエイトコートで開催。 入場無料です。

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映画『キャプテン・フィリップス』

2009年、アフリカ・ソマリア沖で実際に起きた海賊による人質事件を描いた映画です。

トム・ハンクス主演。
トム・ハンクスが演じているのはアメリカの貨物船の船長、リチャード・フィリップス。 ケニアに向けての救援物資を運ぶため、インド洋を航海中でした。 その貨物船が、ソマリア沖に差し掛かったところ、海賊に襲われます。 武器を装備していない貨物船。 消火用のホースで放水して抵抗するんですが、たった4人の海賊たちに船を占拠されてしまいます。

「抵抗しても無駄だ」そう悟った キャプテン・フィリップス。 乗組員を救うために、ひとりで、海賊の人質になることを決意します。 銃を突きつけられ、いつ殺されるかわからない中、海賊を逆なでしないよう、それでいて毅然として海賊と駆け引きに臨みます……

実話。 なんですよね。 自分が、フィリップス船長の立場だったら、どうするか?
フィリップス船長の極限状態での心理をトム・ハンクスが見事に演じています。
そして、ドキドキする迫力の描写が際立つ作品です。

監督のポール・グリーングラスは、マット・デイモンのボーン・シリーズ。
そして、アメリカ同時多発テロの飛行機の中を描いた『ユナイテッド93』の監督です。
そもそもは、ドキュメンタリーを手がけてきた監督で、その手腕が、いかんなく発揮されています。

海の上での撮影が、実に60日以上。
シーンの75%を、本物の船の上で撮影を敢行したということで、まるでその場に居合わせているような臨場感に包まれます。

アカデミー賞の有力候補、との呼び声も高い作品。
映画『キャプテン・フィリップス』は、本日公開です。
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