2013/10/18 イエローキャブ

ニューヨークの街を走る、タクシー。イエローキャブの愛称で知られていますね。
現在およそ13,000台が走っているそうです。
そのイエローキャブが、2013年10月末から日産自動車のワンボックスカーに入れ替わる予定です。

日産の『NV200』。
車内は足元も広くて、大きなスーツケースを置くことができるくらいのスペース。
そして、携帯電話充電用の電源も備わっています。
また観光地を走るということもあって、屋根の一部はガラス窓になっています。
何よりも従来のタクシー車と比べて、二酸化炭素の排出量を削減でき、スペースもとらないのが売りのようです。
先週は、銀座でも展示されていました。

しかし、日産による独占供給は違法だと地元のタクシー団体が訴えを起こしていました。
それを受け、先週、ニューヨーク州の最高裁判所はタクシー会社に対して「日産の『NV200』を独占的に導入させる権限は市にはない」との判決を下しました。
日産の独占供給に「待った」が、かかったことになります。
どうなるんでしょう?

今朝は、ニューヨーク在住のジャーナリスト、津山恵子さんにお話しを伺いました。