2013/8/23 世界のダンス事情

今日から6週間にわたってお送りする、J-WAVE25年の音楽ヒストリー。
題して「ご愛聴感謝!あなたとカビラの25年!」
今日は、ダンス!なんですが、あの国での「ダンス事情」はどうなのでしょう?
今日も2カ国をコネクト。

ダンスは盛りあがっていますか?

スウェーデン、ストックホルム。矢作智恵子さん 「ちょっと変わったクラブが人気です」

ちょっと変わったクラブ事情。教えて下さい

ここ数年ランチタイムに行けるクラブ「ランチビート」が人気。

お昼なので、お酒はなし。
「ランチビート」の発案者、モリー・レンゲさんがランチビート10カ条を作っています。
それは、
お酒なし
ドラッグはもちろん禁止
誰もが純粋に踊りを楽しむということで、仕事は一切持ち込まない
食事はベジタリアン食
開催時間は60分に限定
など。

参加している人は25歳から50歳までと、年齢層も幅広いようです。職業も様々で、銀行員、会社員、自営業、育児休暇中のお父さん、身体障害者など。
さらに、小さい子供を持つ親など、夜のクラブは時間的に行けないけれど、ランチタイムだったら気軽に行けるという人も多いみたいです。

入場料は、100krから150kr(日本円で1,500円から2,300円)と決まっており、通常、食べるランチと同額ぐらいの金額です。

ダンスは盛りあがっていますか?

中国、上海。松田奈月さん 「盛りあがっています」

メインストリームとなるダンスの場所はクラブですか?

一般的には多分、東京とも近いようなクラブ的なラウンジ・バーはあちこちで盛り上がっています。 曜日や時間帯、イベントの有無などで雰囲気は随分変わってきますが、国際都市上海らしく外国人の割合がかなり多いです。

上海の若い女の子は、ふだんあまりメイクをしていない人がまだ多いけれど、日中には街中ではみかけないメイク・おしゃればっちりの女の子が多いこと、フロアーがいくつも分かれ、豪華VIPルームがある大バコでバブリーな感じのお店が人気、といった特徴があるかと思います。

ディスコはどうなのでしょうか?

ディスコという言葉での第一ブームは90年代に一度過ぎました。 現在ディスコといえば、夕方からの公園で60代くらいが中心の人たちがディスコダンスや社交ダンスを楽しんでいるのもよく見かけます。 こちらはダンスそのものよりもむしろ中高年層の交流場となっています。