2013/5/17 山梨県 富士吉田市

山梨県の富士吉田市、頂上に積もる雪が輝く富士山を臨んで、彼女は大きく背伸び。
そして心に決めました。うどんを食べよう。
だって、何かいいことが起こりそうな、そんな気がするから。

今朝は山梨県の富士吉田市です

国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界文化遺産に登録される見通しとなった富士山。 静岡県と山梨県にまたがる日本一の山で、7月8月のシーズンになると、30万人を超える登山客で大変なにぎわいを見せています。 頂上への登山にはいくつかのルートがありますが、山梨県側からの吉田ルートは江戸時代から人気。 今では観光バスで五合目までいけるアクセスのよさや山小屋の数が多く、初心者にも負担が少ない事から大半の登山客がこのルートを利用します。

富士吉田はうどんの街でもあります

市内には、たくさんのうどん屋さんがありますが、メインストリートからちょっと入った場所にある民家を改装したような店舗が一般的。そのため、地元の人以外は、なかなか気がつきません。 畳敷きの広間にあがって、セルフサービスで注文します。 まさにご近所同士のコミュニケーションの場です。

麺は太くてコシがあり、つゆは味噌と醤油のあわせ味、具は、ゆでたキャベツと肉が一般的なのが「吉田のうどん」。
さぬきうどんに比べても、かなり硬くてコシのあるうどんは、しっかりと足に体重を乗せて踏み込まれてできるもの。噛めば噛むほど、麺の味がしみ出てきます。

朝早くからその日分のみを打つ人気店は、お昼過ぎには売り切れて、店を閉めるのが一般的。そのため、開店している時間帯に行けない人は、スーパーなどで売っている袋詰めの「吉田のうどん」を買って食べるのだとか。

唐辛子をゴマ油で溶いた、「すりだね」というピリ辛の薬味をお好みで入れて、ズズッとどうぞ。
最近その人気は富士吉田市の周辺にまで及んでいて、続々と新しい店がオープンしているようです。