2013/5/24 世界の落とし物事情

ついうっかり落とし物や忘れ物。
そして交通機関の拾得センターや警察署のお世話になったことありませんか?
他の国に比べて日本は届いている場合が多いような気がします。
そもそもあの国では落とし物は出てくるのでしょうか?
今朝も2カ国をコネクト。

落とし物はどれぐらい出てくるのでしょうか?

インド、ムンバイ。ハリー・チェンさん
「まず出てきません」

まず出て来ないという事ですが?

大きな国なので、本当に忘れ物が多いようです。
IT大国なので「忘れ物しました助けてサイト」もあるが、何か一方的に「なくしたの。トホホ」と言う書き込みが多く見られます。
電車の忘れ物は携帯電話、パソコン、バッグなど。
国際線などでなくしたパソコンは出て来ました、僕のお客様でも2名。
出してもらうのに手数料がかかります。
また、最近は「テロ」で忘れ物を拾うのを恐れる人が増えているので、警察が来るまで忘れ物が触られなくて、みな少しビクビクすることも。
発展するインドの一つの顔でしょうか?(問題が色々ある事も発展の証し?)

ユニークな忘れものってあるのでしょうか?

面白いのは「野菜」。インドの共働きの女性は通勤時間に「野菜」を切ります。
また、インドでは自動車の車内にたくさんの人が乗るので、車内やトランクにはスペースがありません。
だから荷物を屋根の車の上に置く習慣があり、時々荷物ごと高速で飛ばされてしまうことがあります。

落とし物はどれぐらい出てくるのでしょうか?

フィンランド、エスポー。遠藤悦郎さん
「日本と同じぐらい出てきます」

日本と同じようなシステムなのでしょうか?

バスやタクシー、お店に忘れてもちゃんと取っておいてくれあす。
そしてフィンランド全体的には、スーパーのレジでおつり取り忘れても、ちゃんと「お客さん!」と、声かけてきてくれるような感じがあります。
やはりの落とし物で多いのは携帯電話のようです。携帯は「呼び出せる」し、最近ならGPSで位置までわかる特殊ので見つかりやすいですね。

北欧ならではの落とし物ってあるのでしょうか?

寒い季節には、どうしても身につけているもので、落としやすい、帽子、マフラー、手袋の落とし物が増える感じがします。
そのときは、どこかに届けるのではなく、あとから探しにくる人のために、同じ場所の目立ちやすいところに置いておく(手すりの上、植え込みのの上や、引っ掛けておく等)。

自分も、路上駐車の車から降りたときに、道の上に落とした手袋を、通行人がドアハンドルに引っ掛けてくれたこともありました。
面白いのは、その置いてくれた落とし物が、「誰も取りに来ないまま雪に埋もれて春までそのまま」ということがあり、春先に、雪解けした植え込みの木の上に、カラフルな手袋が解凍されて出てくるなんてこともあるのです。