2013/4/26

男子ゴルフツアーで史上初の快挙達成

男子ゴルフのつるやオープンは、きのう兵庫県山の原ゴルフクラブで開幕。 66歳の尾崎将司が1イーグル、9バーディー、2ボギーというコース記録タイとなる62でホールアウト。年齢以下のスコアを出すエージシュートをシニアではなく、レギュラーツアーで史上初めて達成。単独首位になりました。ツアー最多勝94勝の歴代1位記録は持つものの、腰痛などのため一昨年から27戦連続の予選落ちが続いています。今年はドライバーを1インチ長くして、ゆっくりと振ることを意識した結果が、ようやく出てきたとのことです。

全日本柔道連盟が国内ランキングを導入へ

この秋をめどに男女計14階級に国内ランキング制度を初めて導入することが、全日本柔道連盟の関係者の話で明らかになりました。暴力指導問題などを受けて発足した第三者委員会から、オリンピックなどの代表選考過程の透明化を求められていたものです。すでにIJF(国際柔道連盟)は2009年に世界ランキング制度を始め、五輪出場資格の決定などに利用しています。

JOCのパワハラ・セクハラ調査の最終報告発表

JOC(日本オリンピック委員会)はきのう、加盟団体の選手、指導者に対して実施したアンケート「競技活動の場におけるパワハラ、セクハラ等に関する調査」の最終報告書を発表しました。暴力行為を行ったとする指導者の比率はおよそ3%、パワハラ、セクハラを受けたと回答した選手の比率はおよそ11.5%と、先月の理事会への報告とほぼ同じでした。しかし回答率はおよそ48.9%です。また日本体育協会などのスポーツ団体は「スポーツ界における暴力行為根絶に向けた集い」をきのう開き、「暴力行為根絶宣言」を採択しました。

世界陸上のマラソン代表発表

8月10日にモスクワで開幕する世界陸上のマラソン代表がきのう、都内で発表され、男子は川内優輝、前田和浩、堀端宏行、中本健太郎、藤原正和の5選手が決定。女子では野口みずきが2003年のパリ大会以来10年ぶりの出場。他に木崎良子、福士加代子の計3人が選ばれました。 最大5人の出場枠で、今回は3人しか選ばれなかった女子の選考について、日本陸連の尾縣専務理事は「五輪は2大会続けて惨敗。引き締めの意味もある。入賞を狙えるレベルでないと選考されないと示すもの」とその理由を説明しました。

しかしシドニー五輪金メダリストの高橋尚子さんは「衝撃的に受け止めた。次の五輪を考えると、多くの選手に世界の舞台を経験してほしかった」とコメント。
「選考に対する考え方は選手に浸透していたのか」と疑問を投げかけています。