2013/2/15 世界のCD販売事情

今週はグラミー賞が発表され、音楽業界は盛り上がりましたが、先月イギリスのレコード販売の老舗、HMVが本国で経営破綻したというショッキングなニュースもありました。
さて、世界各国のみなさんはCDを買っているのでしょうか?
今日も2カ国をコネクト。

みなさんCDは買っていますか?

イギリス、ロンドン、スズキユウリさん
「買っていないと思います」

HMVの経営破綻について反応はどうですか?

お店自体はまだあるということもあって、経営破綻したということは、私は知りませんでした。 「それだけ、CDショップに買いに行くことがなくなった」ということなんだと思います。

イギリスでCDショップは世界遺産になってしまうのでしょうか?

僕自身、DJという立場からお話すると、レコードというものはやはり物としての価値があるため、デジタル配信が増えても、少量ながら生産されてゆくと思います。ただ、CDというものは結局はデジタルデータにして保存するパターンが多いため、あまり買うメリットが無いのが現状です。 CDを使ってDJしている人をみていると、mp3販売サイトでデータを買い、DJ用にCD-Rに焼いてDJしている人が多いようです。

自分の話になりますが、DJのJeff Millsさんとコラボレートしたプロジェクトでは、まさにこの問題の解決策を探しました。
それは、CDというものにフィジカルな価値を載せようと考え、CDとレコードのハイブリットディスクを提案したもので、同じ一枚のCDディスクの半分がレコードのように溝が入り、残り半分はCDディスクのまま、というものです。

みなさんCDは買っていますか?

フランス、パリ。ドゥヴィアンヌ園子さん
「若者はネットが中心でCDショップは減っています」

やはりネットで音楽を買うというのが一般的なのでしょうか?

ネットからダウンロードして買う方法、もっと安く好きな音楽を好きな時に楽しめる「ストリーミング」が一番伸びているような気がします。 1カ月5ユーロの費用で、ストリーミングできるのです。 自分のプレイリストをつくっていつでも何回でも聴けるのですから、CDを自分で収集したり管理したりするよりずっと手軽で経済的なわけです。

CDを買う人はもういなくなるのでしょうか?

でも、ご年配はCDを買い続けています。 CDショップで人気があるのはクラシック中心の専門店。 あとCDだけでなく、DVDや本、そして家電も売っている量販店は、まだ生き残っています。 それから、33回転のビニールレコードもマニアが増えているそう。 レコードピックアップ機器もまた出始めています。