2012/11/16 世界の引き出物事情

日本の結婚式シーズンは4月から6月、そして10月11月だそうです。
昨今は結婚式のスタイルが変わってきたものの、出席者へのお礼「引き出物」はやっぱり存在するようです。
この引き出物って世界にはあるのでしょうか?
今日も2カ国をコネクト。

結婚式の引出物はありますか?

ブラジル、サンパウロ。吉川真由美さん
「もともとはありません」

最近は変わってきたのですか?

だんだん習慣が変わってきています。 昔からあるのは、結婚式に参加した人たちにカップルの名前と新しい住所が書いてある小さいカードを、小さな造花などにつけて渡すことはありました。

「全く何も渡さない」というのではなかったんですね?

造花の代わりに他の物を使うことも最近多くなってきました。 この間、友達の結婚式に行ったら、(ひざ掛けの)小さい毛布に「私たちの結婚式に出てくれありがとう」と書いてあるお礼のカードがついてきました。 だんだん「引出物」と同じ様になっているのかもしれません。

結婚式の引出物はありますか?

タイ、バンコク。山崎幸恵さん
「普通にあります」

引出物を渡すのはどのように渡すのですか?

日本と同じでホテルなどでの結婚式の場合、お客様が帰るときに新郎新婦が出口に立って、お礼の言葉と共にプレゼントを渡します。 プレゼントは小さくて、だいたい200〜500円くらいのものが多いようです。 基本的には箸やスプーンとフォークのセットなど、2つで1組になっているものが良いとされています。 人気があるのは、結婚衣裳を着たクマの人形や、ポーチ、Tシャツなどが多いですね。 ただし、ハンカチだけはダメです。 悲しいことがあるから、涙を拭くために使って、という意味になるので。

タイならではというものはあるのでしょうか?

タイ人は自分の写真が大好きで、だいたい携帯の待ち受け画面には「奇跡の一枚」を使っているくらいなんですね。 ですから、引出物では嬉々として自分グッズを製作していまして、新郎新婦の顔写真入りグッズの率がものすごく高いです。 先月も二人のラブラブ写真入りエコバッグをもらいました。 もらっても持って歩けない…。今週末は夫のいとこの結婚式があるのですが、何がもらえるのか、楽しみやら怖いやら、ですね。