2012/4/6

速報! マスターズゴルフ開幕

ジョージア州のオーガスタ・ナショナルGCで開幕した男子ゴルフのメジャー第1戦、マスターズ・トーナメント。日本選手では昨年ベストアマチュアに輝いた松山英樹選手は、1アンダーの71で、14位タイと好発進。同じ20歳の石川遼選手はダブルボギーもあって4オーバー73位タイとスコアを崩しています。首位はリー・ウェストウッドで5アンダー!

競泳、星と寺川が日本新で五輪へ加藤も代表入り

競泳のロンドン五輪代表選考会を兼ねた日本選手権はきのうが4日目。東京辰巳国際水泳場で行われ、女子200mバタフライで星奈津美は、自身が持つ日本記録を1秒22も更新する2分4秒69で圧勝。五輪派遣標準記録はもちろん去年の世界選手権の優勝タイムをも上回り、2大会連続で代表を決めました。女子100メートル背泳ぎでは27歳の寺川綾が59秒10の日本新で優勝。2004年アテネ五輪以来2大会ぶりの代表に決定しました。今日は100m平泳ぎで代表に決定している北島康介が、200mの決勝に出場します。

体操の内村航平選手、より高い難度の新しい技に挑戦

体操の全日本選手権は、明日と明後日で国立代々木競技場第一体育館で開催されます。ロンドン五輪の代表選考会を兼ねていますが、すでに代表に内定している内村航平選手は初日3種目、2日目は全6種目の出場を予定。きのうの記者会見で「調子はすごく良くて、体の痛い場所も全くなく、良い状態で来られています。鉄棒では『D難度のアドラー半分ひねりにF難度のリューキン』という新しいコンビネーションを今回入れたので、是非見てもらいたいです」とコメント。ちなみにリューキンとは、北京五輪で女子の個人総合優勝を果たしたリューキン選手の父親である、旧ソビエト連邦の体操選手が編み出した技のことです。

明日から福島競馬場で競馬が再開されます

震災と原発事故の影響で開催休止が続いていたJRA(日本中央競馬会)の福島競馬場で1年5カ月ぶりにレースが再開されます。伝統行事「相馬野馬追い」に代表され、農耕馬などを飼うことも多かった人々と馬の距離が近い福島。競馬の歴史は古く1918年には、福島競馬場でレースが行われています。

震災直後はスタンド内部で、天井の崩壊などで甚大な被害があったものの、それ以外では比較的損傷が少なかったため、避難してきた周辺の住民を厩舎地区などの施設で受け入れました。スタンド復旧とともに耐震強化をはかり、コースの芝生は1万7,000平米にわたって張り替え、高圧洗浄や樹木の剪定などで、徹底的な除染をほどこし、かなり低い放射線量まで下げることを実現、ホームページなどで数値を公開しています。

現在日本騎手クラブ会長である武豊騎手はきのう、福島県庁を訪れて、佐藤雄平知事との懇談。地元への経済効果が大きい福島での競馬開催を通じて、「少しでも(復興への)力になれたらいい」と話し、武騎手自身も6年ぶりに福島で騎乗する予定であることを報道陣に発表です。