2011/12/9

セーリング女子RSX級で日本が初のオリンピック出場枠決定

日本セーリング連盟はきのう、オーストラリアのパース沖で行われている世界選手権のセーリング女子のRSX級で、史上初の来年のロンドン五輪出場枠1を獲得したと発表しました。須長由季選手がおとといまでの5レースを終えて33位となり、開催国の英国を除いて18の国と地域の34人による上位レースに進出。出場枠獲得の条件をクリアしました。

ダルビッシュの大リーグ挑戦にアメリカ現地メディアが反応

日本ハムのダルビッシュ有投手の米大リーグ挑戦表明を、米メディアもきのう一斉に報じました。FOX SPORTSの電子版は「大リーグの各球団にとって、待望の日がついに来た」、USA TODAYの電子版は「入札競争が始まる」という見出しで、経歴や成績を紹介。日本でロッテを指揮したレッドソックスのボビー・バレンタイン新監督のコメントも…。いわく「野球界で最高の投手を4人挙げろと言われたら、彼について話さないといけない」との談話を紹介しています。

浅田真央、GPファイナルを欠場です

ISU(国際スケート連盟)はきのう、今週末開幕のフィギュアスケートのグランプリ・ファイナル女子に出場予定だった浅田真央選手が欠場すると発表しました。先月下旬のロシア杯で優勝して、3シーズンぶりにGPファイナルに進出。前回出場の2008年大会以来、3度目の優勝がかかっており、現地での公開練習では快調に3回転半のジャンプを決めていました。浅田選手の母親が急病との理由で、詳細は不明ですが、すでに佐藤コーチとともに帰国の途についた模様です。

中畑さんが故郷に錦を飾りました

プロ野球横浜DeNAの初代監督への就任がとりざたされている元巨人の中畑清さんですが、きのうは昨年4月にリニューアルオープンした、福島県郡山市の開成山野球場の開場セレモニーに参加しました。近隣の矢吹町出身で郡山市フロンティア大使を務めていて、球場の改修のための募金運動など積極的に活動したものです。そこで球場内には中畑さんの記念コーナーを設置されていて、駒沢大、巨人、アテネ五輪監督代行時代に愛用したユニホームや野球用具などを展示しています。

東日本大震災では球場近くにある郡山市役所の庁舎が被害を受けたため、球場のメインスタンドに「災害対策本部」を設置。さまざまな業務を行い、避難所として被災者への対応も行いました。そして6月28日と29日には23年ぶりの巨人主催公式戦となる、巨人対ヤクルトの2連戦が行われました。

郡山の野球連盟理事長は「福島県出身で初のプロ野球監督誕生は非常に喜ばしく、地元の高校球児の夢、希望につながる。郡山市にゆかりのある方なので頑張ってほしい。開成山野球場で、ぜひ巨人―横浜戦を開催してほしい」と監督就任に期待を寄せました。