2011/11/25

温室効果ガス濃度が史上最高レベルに

WMO 世界気象機関によりますと、世界の温室効果ガスの濃度が2009年から2010年の一年間に、史上最高レベルの値を記録しました。
二酸化炭素の増加率は過去10年の平均を上回るペース。WMOのジャロー事務局長は「今この瞬間、もし温室効果ガスの抑制に成功したとしても、その影響は今後、数10年間の地球環境と気候に及ぶだろう」と警告しています。

この事態をどうするのか?
国連の気候変動についての国際会議COP17が28日に南アフリカのダーバンで開幕します。大きなテーマは、京都議定書が期限切れとなる2013年以降の温室効果ガス削減について、新しい枠組みを作ることができるのか?ということ。京都議定書には、アメリカ、中国というCO2を大量に排出する2つの国が入っていません。この2カ国も参加した枠組みができるのか?金融危機のヨーロッパはどんな立場をとるのか?南アフリカでの交渉に注目が集まります。

アメリカのスポーツ界とエコ

アメリカのスポーツ界では、近年、環境に配慮する動きが加速しています。

たとえばメジャーリーグベースボールの、アリゾナ・ダイヤモンドバックス。スタジアムの屋根に1,600平方メートル近くのソーラーパネルを設置しました。またペットボトルやアルミ缶のリサイクル用のゴミ箱150個を配置し、ペットボトルから作ったTシャツも売り出しています。
北米アイスホッケーリーグNHL。ニュージャージー・デビルズの新しいホッケー場ではリーグ規定の湿度、温度を保つ自動除湿システムを導入。エネルギー使用量が22%減ったということ。
テニスの全米オープンでも、ニューヨークのフラッシング・メドウ・コロナ・パークでのゴミの大部分をコンポストで分解するようにしています。

部屋の熱は、窓から出ていってしまいます。
窓を閉めていても、そこから冷えてしまいますよね。
暖房の際には、窓にカーテンを。しかも、厚手で、長さが床まであるものだと、より暖かくなりますよ。