2011/9/23

落合監督が突然の引退。契約書通り!?

スポーツ新聞各紙が1面で取り上げていますが、中日ドラゴンズはきのう、落合博満監督の10月末での退任と、来シーズンから高木守道元監督の監督就任を発表しました。クライマックスシリーズ、日本シリーズに進んだ場合は落合監督が最後まで指揮します。2004年に就任で3度のリーグ優勝、2007年にはリーグ2位から勝ち抜いて53年ぶりの日本一に輝いた落合監督。今シーズンは3年契約の最後の年で、試合後に報道陣が感想を求めると、「契約書通り。この世界は、そういう世界」とだけコメントしました。

女子ボクシング世界戦で3連勝

WBA女子世界ミニマム級チャンピオンの多田悦子選手が、日本女子ではタイ記録となる6度目の防衛に成功しました。技とスピードで挑戦者のノンマイ選手を圧倒。初の後楽園ホールで完璧な3-0の判定勝ちです。また同時に行われた世界戦でミニフライ級チャンピオンの藤岡奈穂子選手がTKO勝ちで初防衛。新設されたライトミニマム級王座決定戦では、安藤麻里選手が判定勝ちし、初代チャンピオンとなりました。

女子ゴルフのアメリカ選抜VSヨーロッパ選抜のソルハイムカップ開幕

女子ゴルフのアメリカ、ヨーロッパ団体対抗戦「ソルハイムカップ」がアイルランドのキリーンキャッスルで今日から3日間の日程で開催されます。2年に1度行われるこの大会は今年が12回目。通算成績はアメリカ選抜が8勝しており、今年もポーラ・クリーマー、ミシェル・ウィーなど世界ランキング上位勢を集め、4連勝に向けて盤石です。試合はマッチプレー方式で、初日、2日目がダブルスを4試合ずつ、最終日にシングルス12試合を行い、合計ポイントが多いチームがカップを手にします。

ロンドン五輪バドミントンの出場権争い白熱!!

東京体育館で行われている第30回ヨネックスオープン・ジャパンはきのう2回戦が行われ、男子シングルスで田児賢一選手が今シーズンのスランプを見せない快勝で、準々決勝進出を決めました。そして女子ダブルスでは藤井瑞希・垣岩令佳組と松尾静香・内藤真実組が、混合ダブルスでは松尾静香・佐藤翔治組が、それぞれベスト8入りを果たしました。残念ながら女子ダブルス世界ランク2位の末綱聡子・前田美順組、そして混合ダブルスの池田信太郎・潮田玲子組はそれぞれ、初戦敗退しています。

ロンドン五輪に出場するためには、まずBWFが決めた対象の大会で勝って、ポイントを獲得することが必要。世界選手権や年間12回ある今回のヨネックスオープン・ジャパンのようなスーパーシリーズなどグレードの高い大会で勝てば、高いポイントを獲得できます。とはいえ本戦に確実に出場するには、強豪相手に上位をキープしなければなりません。逆にグレードが低くても、トップ選手があまり出場しないグランプリゴールドなどに出場し、優勝してポイントを稼ぐという方法もあります。今回の大会は、五輪出場に直結する大事な大会だけに世界のトップ選手は本気モードで来日しています。これからが見どころのある試合となりそうです。