2011/8/19

きのうのユニバーシアードでは銀ラッシュ

中国の深センで行われているユニバーシアード夏季大会はきのうが第7日。アーチェリーのリカーブ団体で男子の日本代表の3選手(大田昌平、末武寛基、吉永弘幸)は決勝で中国に15-18で敗れて銀メダルでした。競泳は男子400m個人メドレーで世界選手権銅メダルの堀畑裕也が、女子200mバタフライの星奈津美がそれぞれ銀メダルを獲得です。

石川遼選手、今シーズンの残りはアメリカツアーに出場か

アメリカ男子ゴルフのPGAツアーはきのう、石川遼選手が全米ツアーの特別シード選手となったと発表しました。今シーズンは10試合に参戦し、賞金およそ58万ドル(4,400万円)をすでに獲得。昨年の基準で賞金額が150位を上回り、権利を獲得したということで、残りのシーズンはスポンサーの制限なく試合に参加可能です。先日4位だったブリヂストン招待後に特別シードになることについて聞かれ、今後は米ツアーにフル参加したいとコメントしています。

アメリカマイナー・リーグでヒト成長ホルモン陽性判明

アメリカの大リーグはきのう、マイナー選手を対象として実施している血液採取によるドーピング検査で、ロッキーズ傘下3Aマイク・ジェイコブス内野手がヒト成長ホルモンに陽性反応を示したと発表。50試合の出場停止処分にしました。ニューヨーク・タイムズによると、HGHの摘発は初めて。痛めていた背中と膝の治療目的で使用していたとのことです。処分を受けてチームはジェイコブス選手を解雇しました。

一風変わった中学生の野球全国大会が日曜日に決勝です

第4回 全国離島交流中学生野球大会(通称離島甲子園)が、今日から試合を行います。離島甲子園は、元プロ野球選手の村田兆治さんの活動がきっかけで生まれた、離島在住の中学生による唯一の全国野球大会で、今年は瀬戸内海に大小さまざまな島がある愛媛県上島町で行われます。

まさかり投法で知られた村田さんが現役引退後、離島の子供たちが真剣に野球に取り組む姿に心を打たれました。地理的環境でプロ野球選手となかなか出会う機会の少ない離島の子供たちに、野球を通して夢と勇気と希望を持つ大切さを伝え、地域づくりに貢献することを決意。そして足かけ20年におよぶ離島訪問をとおして、離島の子供たちに大きな目標をつくりたいという想いで「離島甲子園」開催を提唱し、実現したものです。

参加チームは全19チームですが、北は北海道の礼文島、奥尻島から、東京では大島、三宅島、八丈島、南は沖縄の久米島までの離島の中学生の選抜チームで、日曜日午前中が決勝。その後離島選抜チームと、村田さんを中心に、鈴木孝政、北別府学、福本豊、屋敷要など往年の名選手が集まる、まさかりドリームスとの親善試合などが行われる予定です。