2011/8/12

スエマエ他2組の日本人ペアがベスト8進出

ロンドンのウェンブリー・アリーナで行われているバドミントンの世界選手権。女子ダブルスでは末綱聡子、前田美順組が、3年連続で準々決勝進出を果たしました。また松尾静香、内藤真実組も香港ペアに快勝し、同じく準々決勝に進出です。男子シングルスは、佐々木翔が中国選手に2-1で逆転勝ちしてベスト8入りとなりました。

石川遼、プロ入り後自己ワーストを記録

アメリカのジョージア州アトランタ・アスレチック・クラブで行われている男子ゴルフメジャー最終戦全米プロ。先日のブリヂストン招待で4位に入った石川遼はショットが乱れ、計6度の「池ポチャ」と、別人のようにプロワースト85の最下位となりました。首位は7アンダーのスティーブ・ストリッカーで、日本から出場の平塚哲二、池田勇太は2オーバー63位タイで予選通過のボーダーラインにいます。

名古屋競馬の宮下瞳騎手が引退

女性騎手の日本最多勝記録保持者で名古屋競馬所属の宮下瞳騎手が現役を引退することになりました。鹿児島市出身の宮下騎手は1995年にデビュー。10年間でそれまでの吉岡牧子元騎手の最多勝記録を更新。2009年の夏から半年間は主戦場を韓国に移し、唯一人の女性ジョッキーとして韓国で活躍していました。生涯成績は通算8459レースに騎乗して、682勝を挙げています。

世界陸上で初 全選手に血液検査

IAAFはきのう、月末に韓国の大邱で行われる陸上の世界選手権でドーピング対策として全選手に対して血液検査を行うと発表しました。約2,000人のトップ・アスリートが集う、これだけの主要競技の大会で、全選手への血液検査が行われるのは前例がありません。また尿検査も500検体あまりを採取する予定です。

この血液検査は自転車のツール・ド・フランスなどで導入されている形式と同じで、国際陸連は世界反ドーピング機関と緊密に連携して実施するとしています。血液分析ではもともと体内に存在する物質のため検査が難しいといわれる、持久力を高める作用のあるエリスロポエチン、その他にもステロイド、ヒト成長ホルモンなどの検出が可能です。

先日の世界水泳では選手の血液データを記録する「生体パスポート制度」が試験的に導入されました。これは赤血球数など血液に関する数値の変化を継続的に調べ、異常な数値を示していないかを監視することで、ドーピングの可能性がないかを調べるものです。

競技の透明性と共に選手自身の健康のために行われるこうした検査。
ますます厳格に行われるようになっていくのでしょうか。