2011/4/1 インドネシア バリ島

インドネシア、バリ島の真ん中にあるウブド。
緑あふれる森から昇る朝日に向かって、彼女は大きく背伸び。

そして心に決めました。 オープンカフェで朝ごはんを食べよう。
だって、何かいいことが起こりそうな、そんな気がするから。

今日は、インドネシアのバリ島です

成田から直行便でバリ島デンパサール空港までおよそ7時間30分。 空港からクルマに乗っておよそ1時間で、ウブドに到着です。
クタ、サヌールといったビーチ・リゾートで、賑やかなバリ島の南端とはちょっと違う落ち着いた芸術の中心地。ガムラン、バリ舞踊、バリ絵画、木彫り、石彫り、銀細工など、芸術家と職人達が住む村です。
そのため、大自然に抱かれてのんびりしたいという観光客や、バリ芸術に魅せられ、その勉強のため長期滞在する人などが世界中からやってきます。

古き良き時代の農村がすぐ近くに存在します

村の中心地こそ観光客向けの店やカフェが軒を連ねていますが、一歩路地を入ると、ニワトリや牛などの家畜が歩き間わっていて、昔から変わらぬ時が流れる集落が点在。
そこを抜けてしばらくすると、一面の棚田やヤシの木が生い茂る林の丘陵地帯に道路は続いて、北隣の「テガララン」にさしかかります。この村は棚田のまんなかにある、静かな場所。
バリ島好きがこよなく愛する「隠れスポット」なのです。

そしてライステラスを眺め、至福のコーヒー

あぜ道を通ると渓谷からは、川の流れの水音がかすかに聞こえ、その奥にある茅葺き屋根のカフェは、自然の中に溶け込んでいます。
大きな窓や、バルコニー席から臨む棚田の絶景を眺めて目覚めの一杯。
もちろんバリコーヒーが基本です。
細かく挽いたコーヒー豆の粉末を、熱湯と共に砂糖やミルクと一緒にカップに注ぎ、かき混ぜます。 そして、そのまましばらく置いて、粉が沈んでから上澄みを少しずつすするように飲むコーヒー。
あせらず、ゆっくりといただきましょう。

南の島とはいえ、朝方は意外に涼しく感じます。
現地の方々は20度を超えていても「寒い」というくらいで、身体を温めるジンジャーティーもメニューにあります。