2011/2/18 世界の英才教育事情

受験シーズン真っ盛りですね。 日本では少子化の影響もあって、幼い頃からいい教育を受けさせたい、大学の付属の学校に入れるため、などという「英才教育」がエスカレートしているようです。
さてあの国ではどうなのでしょうか。
今朝も2カ国をコネクトしてお送りします。

 

はっきり言って「英才教育」は盛んですか?

アメリカ LA。 リーソル・ウィルカーソンさん
「盛んです」

韓国 ソウル。 南美華さん
「とても盛んです」

 

サマースクールを中心に小さい子たちが専門的なことを早くからやることはあるんですか?

アメリカ LA。 リーソル・ウィルカーソンさん

東海岸の大都市を中心にあります。

どのぐらいのレベルからそういった教育があるんですか?

小学生レベルからあります。
なぜかというと、1人の先生に対する生徒の数字が本当にひどい状況なんですね。 教育水準の低下が、保護者の方の不満を募らせているんですね。
州の予算がカットされるとまず影響を受けるのが教育なんです。
州の教育システムに満足していないという親御さん、保護者の皆さんが多いんですよ。

そうすると、どういうところで何を学ぶんでしょう?

最低限のことしか教えていないところに問題があって、この理科と数学の時間が足りないっていう皆さん認識なんですよね。
ですから保護者の皆さんも充分な教育を受けていない場合が多いので、家で教えることができませんよね。そうすると塾のような形でサマースクールだったりするんですけれども、特定の科目を集中的に勉強するというサマースクールがあったりするんですよ。そしてこの没入するというImmersion Schoolというのもあったりするんですよ。

Immersion Schoolという言葉がありましたね。これは一体?

えぇ、ちょっと遡ってですね、本当に教育に不満を持っている皆さんが多いということで、まずCharter Schoolと言われるものをちょっとご紹介するんですが、これは学費を払っていく私立学校とは違いますが、公立の学校でもないんです。
公立のように州が定めるカリキュラムにのっとる必要がなく、こう、組合的な形で作っていくという学校なんですよね。
コミュニティーが作っていくという。
科目を絞り込んでいくというカリキュラムを組んだりするんです。

で、もう一つあるのがImmersion Schoolなんですけれども。
子どもに一カ国以上話せるようになってもらいたいから、50-50なんですよ、使う言語が。
英語と中国語、あるいは英語と日本語、それぞれを半分ずつ使う学校に行かせるっていう傾向があるんです。

 

どんな形の英才教育なのでしょうか?

韓国 ソウル。 南美華さん

英才教育熱は高く、海外留学をさせたがります。
そして、留学には母親が付き添う形で一緒に海外へ渡航します。
結果的に、父親は韓国に一人残り仕事をし仕送りをする。 短期での留学ではないために、その結果ひとりぼっち取り残された父親は浮気をする事にもなる!?
最終的には夫婦ともに浮気に陥る事も多く、最終的には離婚という事となり、大きな国の問題になっています。

イ・ミョンバク大統領はこの問題を懸念して英才教育が韓国内で出来るよう、形を整えたいという発言までありましたが……

海外留学が盛んといっても、経済的には大変ですよね?

やはり、韓国人はかなりの割合で海外に行き勉強をする事に執着しているように思えます。

これは、短所と長所が向き合う部分でもありますが……そのため、経済力のない家庭では借金までして子供を留学させるという事もあります。
決してその結果、将来を約束される事もなく、あまり意味のない帰国子女が増えている事もあるようです。

1988年のオリンピック後、急成長をした韓国では、英才教育熱はとどまる所を知らない様に感じます。