2011/2/11

ゴルフ界で世代交代の予感?

欧州ツアーのドバイ・デザート・クラシックはきのう、エミレーツGCで第1ラウンドが行われました。世界ランク3位、この大会で過去2勝しているタイガー・ウッズは1イーグル、4バーディー、3ボギー、1ダブルボギーとかなり出入りの激しいゴルフとなって71の1アンダー27位となりました。首位は一昨年優勝したイギリスの若手ロリー・マキロイで7アンダー65です。

ボクシングのWBC防衛戦でチャレンジャーに最速を期待?

男子の階級としては一番軽い体重のWBCミニマム級タイトルマッチの計量がきのう大阪市内であり、王者のオーレドン・シッサマーチャイと挑戦者の井岡一翔(いおかかずと)がパスし、今日の試合に臨みます。プロ7戦目で世界に初挑戦の井岡選手が勝てば、従来の辰吉丈一郎(たつよしじょういちろう)と名城信男(なしろのぶお)の8戦目を抜き、国内最速世界王座獲得の快挙です。「最短記録が更新される日になる。期待してほしい」と記者会見では自信満々だった井岡選手、果たして…。

野球のWBC3連覇を目ざし日本代表チームが毎年活動?

きのう那覇市内であったプロ野球12球団の代表者会議で、ワールド・ベースボール・クラシックやオリンピックなど国際大会の開催の時だけに結成されている野球の日本代表について、強化を目的に毎年編成する方向で具体的に検討する方針を決めました。2013年に開催される第3回WBCまで残り2年。06年と09年連覇のディフェンディング・チャンピオンとしてチーム力を高めるには代表チームの「常設」が必要と判断しました。

F150がバッティングして裁判沙汰に…

フェラーリは今シーズンのF1に参戦するニューマシンに、イタリア統一150周年にちなんだ「F150」という名前をずっと使ってきました。ところがアメリカのフォード社が、今週になってF150の名称使用に関して異議を唱え、訴訟を起こしました。実はフォード社では同じ名前の「F-150」というピックアップ・トラックが、アメリカでのベスト・セラーとして君臨しているというのがその理由です。そのロゴは、クルマの用途が全く違うにも関わらず、とても似通っています。

フェラーリのオフィシャルサイトでは「フェラーリは、他の市販車のブランドと関連があるような印象を与えることはないと考えている」と声明を発表していますが、サイト内の全てで、今年のF1のマシン表記が「フェラーリ F150th イタリア」へと書き換えられています。もちろん現在合同テストに参加している現場でも、マシンの名称を同じように名乗っています。省略すればF150と読めるように、という配慮からです。

訴えはアメリカのデトロイトで起こされましたが、フェラーリ側の譲歩とも読め、強気ともとれる姿勢に、どのように反応するのでしょうか。