2011/1/28 ブラジル リオ・デ・ジャネイロ

ブラジルのリオ・デ・ジャネイロ。
イパネマ海岸を背にそびえるコルコバードの丘のキリスト像を望んで、彼女は大きく背伸び。
そして心に決めました。 やっぱり、本場のコーヒーを飲もう。
だって、何かいいことが起こりそうな、そんな気がするから。

今朝はブラジルのリオ・デ・ジャネイロです

ポルトガル語でリオは川、ジャネイロは1月。
つまり直訳すると「1月の川」という意味。

これは1502年1月にこの地を発見したポルトガル人の探検隊が、入り組んだグアナバラ湾を川と勘違いしたことに由来します。 人口は600万人以上というブラジル第2の大都市。 2014年のサッカーW杯、2016年のオリンピックの開催地として経済の成長と都市整備などの開発がめざましい、勢いのある都市です。 コパカバーナからイパネマ、レブロンまで7.8kmもの砂浜は、真夏の今の時期、海水浴客で毎日賑わっています。

カリオカは朝寝坊?

カリオカとはリオ・デ・ジャネイロの住民や出身者のこと。
市内にはブラジル音楽のライヴハウスも多く、深夜まで盛り上がる人が多いせいでしょうか、特に週末の朝はスロースタートのようです。 地下鉄のメトロも日曜日は朝7時が始発。 早朝の海岸ベリは人影もまばらです。 ようやくオープンしたカフェに人々が訪れる頃には、真夏の太陽がさんさんと降り注ぎ、パンやフルーツと共に、濃いコーヒーを飲みます。

ブラジル流のコーヒーの飲み方は

ラジルで朝食は「Café da manha」。
つまり「朝のコーヒー」という言葉が朝食という意味になります。 何といっても、コーヒーの一大生産地として有名なブラジル。 深煎りにして濃厚な味わいに仕上げたコーヒー豆を細かく挽く。 カップは小さめながら背が高いものを使い、砂糖をたっぷり入れ、かなり甘くして飲むのがブラジル流。 ブラックコーヒーは、苦味が強すぎて味のバランスが崩れてしまいます。
そして、どんなに暑くてもアイスコーヒーは飲みません。 パパイヤの切り身やパンと共に、ゆっくりとどうぞ。

ヨーロッパでの濃いコーヒーは、少量をくいっと一気に飲みますがブラジルではチビチビとゆっくり飲むようです。
甘くて濃いコーヒーをじっくりと味わうというところでしょうか。